あっという間に11月が終わりますね。
リポートしそびれた11月中旬のお稽古風景です。
振付とステージングとスケジューリングを常に同時に考えねばならぬので、写真を撮る余裕がないのですが、スタッフさんや出演者の女の子たちが撮ってアルバムに上げてくれるので、そちらをご紹介しますね。
どっぴーさんが来ると、常に面白写真を狙っているので、小山くん多めです。
何故か隙間からでも常にカメラ目線。。。
11月半ばにしてやっと本読みをしました。
先にステージングをやっているところもあるので、全体の流れを掴んで欲しくて合間に入れました。
やはりみんな漢字が難しいようで。
何回聞いても覚えられないものもあったりして。
音楽とSEを入れながら、途中、自分が出るところは挫折しましたが、何とか進めました。
ランタイムはやはり3時間。
かなりテンポがゆっくりめだったので、きっと本番までにはスピードは上がるでしょう。
読み合せして、大和の中で色々と解釈が積まれて来て、シーンを追加することにしました。
どこかであらためて書こうと思いますが、この阿修羅城の瞳という作品、まぁ、これに限らず既成のものを使うということは、初演の出演者への当て書きという部分が色濃くあることから、そのままやるのは非常に厳しく、解釈を含め色々と変化させねばなりません。
特にこの作品は七代目市川染五郎さんの色が強く、また脚本自体は2003年版であるため、天海祐希さん仕様でもあります。
これをこの福岡で、普通の役者たち、若い役者たちでやる意味として、本家とは解釈をかなり変えているつもりです。
別に変えなきゃ!って思っているわけではないです。
想組が今までやって来たもの、伝えようとしているものがありまして、それを集約させようとしています。
それで、シーンを追加。
吉と出るか凶と出るか。
賭けではありますが、想組でやるからには、想組色を出せるように頑張っていきたいと思います。
