神奈川県にも緊急事態宣言が出ているが、世界的に感染拡大は続いておりまだ先行きが見えない。
不安と恐怖という情動の二次感情は怒りである。生命存続に関わるほどの不安となると、それに見合うだけの大きな怒りが発動される。命を脅かす敵と戦うための本能ではあるが、うまく理性でコントロールできない場合、見境のない破壊行為となって、最後には自らを傷つけることにつながる。
今回の未曾有ともいえる世界規模のウイルス感染は、命だけではなく全ての経済活動そのものを崩壊させる力を持っている。
生命と経済、両方の不安ストレスからくる行き場のない大きな怒りをどこにぶつけたらよいのか。
敵はウイルスなのだが、怒りはより具体的なものに向かう。
今回のような自然界の脅威による、人々の大きな負の情動エネルギーを、分散させずに受け止める役割を担うことも政府の存在意義の一つだと思う。同時に、人々に少しでも不安解消への道筋を示し、行動のための具体策を提示することも重要な役割だと思うのだが、政府というものは常にそうした情報発信がひじょうに下手。
現在、経済的に危機状態に陥り、ほんとうに困っている方々が利用できる国の支援策を、弁護士の方がとてもわかりやすくまとめたものを知人が紹介してくださった。ネットでもどんどん拡散されてほしい。
私の座右の銘は「今が全てではない」である。「今現在」だけに捉われて発信される殆どの情報は、時間の推移と共にそれまでの主張が次々と覆され、諸行無常そのままの世界が顕現されている。
今の状況がどうあろうと、必ず、森羅万象すべての現象は変化し続けてゆく。よい変化をつくりだすのは、人の心の変容だと信じている。
