佐藤一斎の遺した「言志四録」。言志録からはじまる四冊の書。
三冊目に当たる「言志晩録」に次の言葉あり。
一燈を提げて暗夜を行く。
暗夜を憂うること勿(なか)れ。
只(た)だ一燈を頼め。
ブッダが死をむかえていた。慌てふためく弟子のアーナンダがブッダに「師匠、これからおいらはどないすればええんですか~」と叫ぶ。ブッダは微笑みながらつぶやいた。「おめぇさん、慌てなさんな...」そして語った。
自灯明
「てぇ~へんだ!てぇ~へんだぁぁ~」
「なにが大変なんや?」
「大変だぁぁ~」
「だから、なにが大変なんや?」
「大変だけに...“大”きく“変”わるチャンスかも~」
「...なるほど、そうきたか」
こんな風にピンチをチャンスと受けとめることができる原動力は...自分の進む道を...「おいらはこうありたい」という自らの灯り、一燈で照らし、その道が見えているからでしょうなぁ~
「おいらはこうありたい」
冬が近づくと、なぜかしみじみする時間が増える気がする。
熱燗が恋しくなるのも冬の力...店の無口なおやじが適当に盛ったおでん...歌い手は分からんが、演歌が小さなボリュームでこれまた小さな店に静かに響く...客はこれまた無口なおやじが一人...徳利傾けながら、少しぬるめの酒をちびりちびりとやる...
夏、ビールジョッキ片手にで皆でワイワイガヤガヤ大いに騒ぐのも良し。大好きっす(*^_^*)
冬、独りちびりちびりやるのもまた良し。なぜか...
静かに自分と向き合っているから
と、いえばかっちょええが...でも、そんな時間だったりする。
冬が近づくと、なぜかしみじみする時間が増える気がする。
だから冬もまた良し。なぜか...
例えば...「おいらはこうありたい」
なんてことに、ぼんやり想いを馳せる内省の時間をええ雰囲気でプロデュースしてくれるから。
寒い夜の赤提灯の灯りは嬉しいもんだ。
そんな夜は自らの灯りについて、想いを馳せるのもまた良し。絶好の機会!
まもなくやってくる冬の力を大いに活用しよう(^^♪
わが故郷・大阪にて(この写メは梅田の地下街っすね)
立ち呑み屋でおっちゃんたちもしみじみやってるのかな(^^♪
人生、背中で語るべし
おっちゃん、ええ背中やん!
酒の臭いよりも人生の香り漂ってますがな!