「新」という字 | こころ元気研究所 鎌田敏(びん)『元気が出る講演会・笑顔いっぱいの研修』講師ブログ  

こころ元気研究所 鎌田敏(びん)『元気が出る講演会・笑顔いっぱいの研修』講師ブログ  

笑顔と元気をお届けすべく、全国各地で講演・研修活動。 行政、PTA、社会福祉協議会、企業、商工会議所、労働組合、経営者団体、青年会議所、医療機関、福祉介護施設、民生委員、安全大会など多方面で講師を担当。


~今年の世相を表すひと文字は「新」。(中略)「新」が選ばれたのは、さまざまな「新しいこと」に期待し、希望を抱いた1年で、政権交代で新内閣が発足し政策、行政が刷新。裁判員制度や高速道路料金割引制度などさまざまな新制度がスタートしたことなどを反映。また、米大リーグ・マリナーズのイチロー選手や水泳競技での新記録ラッシュや、新型インフルエンザの流行で新薬が登場したことなども理由にあげられた。~

http://headlines.yahoo.co.jp/hl   yahooニュースより抜粋



安岡正篤先生はかつてこんなことを語られている。



「新という字を知らぬ者はない。然(しか)し新という字の真の意味を解する人は案外少ない。」


「元来この字は“辛”と“木”と“斤”との組み合わせである。」


「辛は努力を意味し、斤は木を斬る“まさかり”“大をの”であり、これで木をきること、それから“斤斤”といえば明らかに見わける、又いつくしむ(慈愛)の意がある。」


「即(すなわ)ちよく木を愛し育て、それを努力して加工し、新…あらたなものにして活用するということを表すものである。」


(中略)


「本当に新しくするのには大した用意と努力を要するわけで…」


    「安岡正篤一日一言」(致知出版社)より





本当に新しくするのには大した用意と努力を要する



ここがキモですな…。


漢字ってのは、ホンマに深いっす。



また、同書にて安岡先生はこんなことも語られている。



「人間の第一義は、何を為すかということではなくて、何であるかということである。」…と。



背筋伸びますドンッ


なんだかパッとしない時、僕は安岡先生の書をめくることで「喝」を入れてもらっております。



「読書して疲れるようではまだ本当ではない。疲れた時読書して救われるようにならねばならぬ。」…と。



沁みます。


思わず…安岡先生の書に…合掌。




元気村三丁目の「び~んずカフェ」(豆カフェ) 

長崎県にて 

旅先では、ひとりの時間が多いので、キューピーたちに救われております( ̄▽+ ̄*)