まるで何事もなかったかのように、
朝日が昇って、あたりはきらきらと明るくなって来ました。

ご心配かけています。
家族全員揃ってはいませんが、
無事は確認できています。

メールで夫と息子の無事は帰り道で確認できたのですが、
地震がちょうど娘の帰宅時間とぶつかり、
うちで震えているのではないかと、心臓が止まりそうな思いで車を走らせました。

幸い、在籍していた学童クラブの先生が、来る予定でなくても来ちゃいなと声をかけてくださったようで、
一人ぼっちではありませんでした。
でも私が器の大量にある店に行っていたのを知っていたので、
つぶれているんじゃないか、家で犬がどうかなっているんじゃないかと考えていたようで、
ずっと泣き続けていたそうです。
渋滞の末、着いたときは先生と抱き合って喜びました。

朝早く出て、仕事が早く済んでいたのが幸いでした。
もしいつものような時間に終わっていたら、
あの動かない渋滞につかまり、電話もつながらず、
もっとお大変だったはずです。

娘と会ってほっとし、犬も無事。
そして次に直面したのが、停電でした。
必要なものを買いたくても、コンビ二も機能していませんでした。

ずっと街中真っ暗で、信号も消えていて移動も不安な夜でした。

電気がついたときは、いつもの二割増し明るく感じました。
電気がこんなにありがたいものとは、思いもしませんでした。
警報が何度も鳴り、眠れない夜を過ごし、
何度も眠っている娘の両頬を手で挟んでしまいました。

たくさんのメールが夜中にいっぺんに送信されてきました。

家ごと流された方、
瓦礫の下敷きになっている方、
集落が壊滅するなんて、街ごと流されるなんて、
こんなことになるとは、誰が予想できたでしょう。

息子と夫は帰宅難民になり、
開放してくださった場所で一夜を過ごしたようです。

まだまだ油断はできません。皆さん気をつけて。

ご心配くださった方ありがとうございました。