今や海外移住なんて言葉は昔よりかなり一般的になってきたけれど、

今から20年くらい前は、海外に行って、住んでますって人と会ったら、

この人すごい、って単純に思ってました。

 

確かに、永住権を取得するのはそれなりに大変だけど

(国によっても違うと思うけど)

ワーキングホリデーなんて今や知らない人はいないんじゃないかと思うほど

街中にいっぱいいる。

 

ワーホリ時代は、永住者がうらやましいと思ったけれど、

永住してみれば、可能性の宝庫にしか見えないワーホリ時代ほど貴重なものはないと思う。

 

無駄に時間を使ってたな、と思う時間ほど、結局は楽しかったりする。

今の自分と比べたら(比べたらいかん!けど)、自分にどれほどの自由時間があるのかと

悲しくもなったりする。

 

朝から子供のお弁当を作って、送り迎えに始まり、

仕事に行って山のような雑用に追われ、

時間が来たらお迎えに向かって、その後は習い事。

 

時間を見て晩御飯を用意し、お風呂は最後に入って

気が付いたらもうみんな寝てたわ、みたいな。

 

あっという間で、そこそこの充実感も味わるけれど、

ちょっとした時間が空くと、自分にどう当てたらよいのかわからないほど、

毎日に追われているのは確かのようだ。

 

たぶん、どこに住んでいたって日本人なら大体「お母さん」である限り、

同じような生活を送っているんだろう、とふと思うことがある。

 

「お母さん」をタイトルにして、もっと書きたいことは山のようにあるけれど、

今回のタイトルにそうならば、

日本の頑張ってるお母さんに言いたい。

海外に移住しても、対外悩んでることもやってることも、ほとんど一緒だと。

特に働くお母さんは、現地に住む日本人でなくても、本当によく働き、子供をいろんなところに連れていく。

2週間キャンプに行ってくる、というファミリーもざらだ。

 

2週間、仕事もせずに子供といるのもある意味大変だと思うんだが。。

 

それが大変であろうと大変でなかろうと、

結局、世界中のお母さんはやっぱり子育てを頑張っているんだと思う。

 

ただ、頑張っている、という日本語の受け取られ方が難しいのだけれど、

忙しくて大変なこともあるけど、それをどれぐらい楽しめるのか、

それは国が違えば結構な温度差がありそう。

 

視点の置き場所次第で、もしかしたら子育てはとんでもなく、違うものになるのかもしれない。