子どもにこうなってほしいと思う前に、子どもが本当はどういう親でいてほしいと思っているかを、真剣に考えてみてほしいと思います。
子どもが、子どもらしく育つということ。
これはどういうことなのかというと、基本的に子どもが〝ありのままの自分でいいんだ〟と感じられるように育つということです。
児童精神科医 佐々木正美先生
子どもに幸せになって欲しい。
こんな子になって欲しいな、という願いを持つのは親としては当然なのかもしれません。
例えば、
・人前でハキハキ挨拶できる子になって欲しいな
・言うことをきちんときける子になって欲しいな
・○○くん(ちゃん)みたいに、スポーツも勉強もできる子になって欲しいな
・ピアノが上手な子になって欲しいな
・リーダーシップのある子になって欲しいな
などなど。
では逆に子どもは、私にどういう親でいて欲しいと思っているか?
もし私が子どもから、こんな事を期待されたとしたら?
・お裁縫上手な○○ちゃんのママみたいに、可愛いお洋服を作ってくれるママになって欲しいな
・○○ちゃんのママみたいに、モデルさん並みにきれいなママになって欲しいな
びっくりするほど不器用で、日々痩せたい!と叫んでいる私が、子どもにこんな無理なことを期待されたら、とても困る!笑
期待に応えられず、ごめんよ。〝ありのまま〟の私を認めて!とお願いしたくなります。
もしかしたら、私たち親は知らず知らずのうちに無邪気に、こんな重いプレッシャーを子どもにかけてしまうことがあるのかもしれません。
重い期待は、子どもを苦しめてしまう
子どもの頃、親の期待がプレッシャーだったという方もいるでしょう。
だから、手先が不器用でモデル体型ではなくて、物忘れがひどいありのままの私を、子どもが認めてくれたらうれしい。
子どもの成長にわくわく期待する気持ちはわかるよ。
でも子どもへの期待はほどほどにね、と気づかせてくれた、佐々木正美先生のお言葉です。
あい
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