今、色々と伝えたいことがあるのですが、

ブログを書くときに

何かと不便なので、

 

 

今頃ですが

結構マジメに

 

私の生い立ちを話したいと思います。




なるべく簡潔にしたいな。

でも、無理だろうな。
 

 

 

私がなぜ、
心理を学ぶことになったのかは
生まれた時にまでさかのぼります。




私が産まれる前、

まだ母のあったかいお腹の中にいる時。



昔には珍しく

抱っこ紐をしたがる

子煩悩だった父は

3歳だった姉の
クリスマスプレゼントを買いに
自転車で出かけ、


飲酒運転の車に

ひき逃げをされてしまいました。


不幸中の幸いか

ギリギリ奇跡で
命は取り止めることはできました。

 

 

このような状態で

命を落とさなかった人は

初めてだと

お医者さんが仰っていたそうです。

 

 

しかし

命は取り止めたものの、

ひどい脳挫傷で
右半身不随、

重度の知能の障害を
負うこととなりました。

 

 

不思議なことに父は、

36年健常に

36年障害をもって

人生を半分づつ生きることになります。



事故当初、院長先生から

 


「この人はもうこれ以上治らない。
 元の人間のようには戻れない。
 猿よりはマシ
 原始人くらいには、
 なんとかなれるかもしれない」


と、伝えられたそうです。


今では訴えられるような
例え方ですが、
当時はそういう社会でした。

 

 

わたしは

事故があってから

約1ヶ月後、

まだ父が意識の戻らない時に

この世に産まれました。

 

 

残念ながら、

私が産まれて初めて見たものは

皆が不安に苛まれ

絶望の淵にいる姿でした。

 


父は意識を戻し

回復していきましたが、
父の顔も身体も変わり
全くの別人になってしまいました。

 


発話も難しく
会話もほぼ成立しない。

 


しかし、

知能はかなり低下しているにしろ

感情はちゃんとあるので、

 


不快なことを伝えられず

身体も不自由で

苛立ちも強まり

父も辛かったのでしょう

 


大きな声で叫んだり

時に人を殴ったり

言うことを聞かなかったりしました。

 

 

おむつから糞便をいじったり

よだれを垂らしたり

力の加減もできません。

 


握手の時は

いつも手の骨をおられるかと思う痛さで。

 

 

私が誰なのかも

もちろん理解できませんから、

 


周りが「お前の娘だよ」と、

何度も教えます。

 


名前も

父がつけたものではありませんから

 


一文字、一文字、

私が教えてあげると、

おうむ返しで

「ひぃ」「でぇ」「こぉー」

と呼ぶけれどすぐに忘れてしまいます。

 

 

ご飯は手づかみ。

お醤油もそのまま飲んでしまうし、

軟膏のお薬は食べてしまう。

 

 

頭がボコッと凹んでいて

身体が固まっていて

嫌〜な臭いのする父の存在は

 


小さな私にとって

近づきたいけど

とても怖くて

予想がつかなくて

荒々しいものでした。

 

 

不謹慎ですが、

 


命が助かったのが

 


良かったのか

悪かったのか。

 

 

なぜ彼は生きているのか

何のために生かされているのか

 

 

そんなことを

小さな頃から考えてきました。

 

 

 

母は小さな頃の私が

どんな子だったのか

ほとんど覚えていないそうです。

 


寂しいことですが、

それほど

毎日を生きるために

子ども達を守るために

必死だったんだと思います。

 

 

  

毎日、

母が泣くと

姉が泣き

そして

私が泣いて

大合唱になるので、

 

 

母はある時

もう、絶対に泣かないと決心をしたそうです。

 

 

そして

私達も泣かなくなりましたが、

心にはたくさんの涙が溜まっていきました。

 

 

ずっと、その涙に気がつかずに

ずっと、生きづらさを感じて生きてきました。

 

 

その後も

色々なことが起こり

 

 

そして私は

カウンセリングに出会い

心理を学ぶことになります。

 



人は誰でも

「傷つき」というものを

心の奥に隠しています。




今は、カウンセラーとして

私と同じように傷つきを経験をした方々の

お力になりたいと

日々頑張っています。

 

 

 

 

今、辛い状況の中

苦しい思いをされている方、



 

すぐにでも助けてもらえる場所へ行って

その辛いお気持ちを話して

どうか心を楽にしてください。

 

 

毎日頑張っているご自身を

大切にいたわってください。

 

 

まず

あなたが少しでも楽になってください。



もし、お子さんがいらっしゃるなら

お子さんのために



まず

あなたが自分を助けてあげてください。

 

 

 

そして、

あなた自身が幸せに生きることを

諦めないでください。

 



自分を幸せにできるのは

ほかならぬ自分自身です。

 


あなたが幸せに生きようとする姿をみて

お子さんも自分で幸せに生きようとします。

 

 

あなたが幸せに生きようとする力は、

未来のお子さんを幸せにする力になることを

忘れないでください。

 

 

本当に辛い時は

綺麗ごとなど聞きたくないことも

あるかもしれません。

 


幸せになれるものならなりたいよ

と、思いますよね。

 

 

 

 

 

大丈夫。

 

あなたは幸せを感じ


幸せに生きることができます






あなたは


もともと


幸せに生きるために


生まれてきたのですから。





そのためのお話を


これから


一緒にしていきましょう。

 

 

 


 

あなたに心地よい時間が増えて、毎日が生きやすくなりますように

 

 

 




公認心理師

認定心理士

(株)メンタルサポート研究所 上級カウンセラー

TAハッピーカードインストラクター



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中村ヒデ子