以前、保育園で担任していたお子さんのお母さんに、久しぶりに会いました。
小さい頃から、その子の個性はどこか光っていて、
「この子はこの子の道をいくんだろうな」と、どこかで感じていました。
そして今日、その“今”を聞くことができました。
彼女は、彼女の意思で道を選び、
自分の居場所を見つけて、通信という形で一生懸命頑張っているそうです。
その話をしてくれたお母さん。
きっとここまでの道のりは、簡単ではなかったと思います。
本当は、思い描いていた“普通の高校生活”を送ってほしかった。
そんな想いもあったはずです。
理想と現実の間で、たくさん葛藤して、悩んで、苦しんで、
それでも子どもと向き合い続けてきたんだろうな、と感じました。
それを、静かに、でもまっすぐに話してくれたお母さんの姿が、
とても美しかった。
目に涙を浮かべながら話してくれたその時間は、
きっと「やっと安心して話せる日」が来た瞬間だったんだと思います。
私は心の中で、そっと伝えていました。
「もう大丈夫だよ」って。
あの涙は、悲しみだけじゃなくて、
受け入れてきた強さと、ここまで歩いてきた証の涙。
本当に、綺麗な涙でした。
