トールペイントってどんな風にやるの?
どのくらいの時間を掛けて描くの?
子供の頃以来、筆なんて持ったこともないのに大丈夫?
そんな風に感じる方もいらっしゃると思います。
でも大丈夫です
トールペイントは図案も色指定もあるので、
初心者の方でも素敵な作品を描き上げられます!
もちろん、最初から豪華な作品が描けるかというと
そういうわけではありませんが、
レッスン毎・作品毎に順を追って色々な技法を身に着けていけます。
憧れの作品が描けるようになったらとても嬉しいですよ!
今日は、初心者さんにもわかるように、
トールペイントの流れをお伝えしますね。
この作品を作る時に手元写真を撮ったので
それに沿って説明します。
【 デザイン : 安斎久美先生 】
素材のベースを作る
色々な素材に描けるアクリル絵具を使用します。
一番多いのは白木素材なのでそちらで説明します。
軽くサンディング(やすりがけ)をした後、シーラー(下地材)を塗ります。
乾いたらサンディングして、ベースとなる色を塗ります。(1回目)
塗ったらドライヤーで乾かし、また軽くやすりがけして表面のざらつきを整えます。
同じようにあと1~2回重ね塗りをして表面を整えたら、ベース作りは完了です。
ベース作りの段階で、1色ではなく複数色使ったり、
マスキングをしてストライプを作ったり、マーブル模様にしたり、
ペースト状の下地材を使ってボコボコした感じにしたり、
アンティークっぽいベースにしたり・・・ベース作りにも色々とあります。
↓ この時は、スポンジを使ってベース作りをする「スポンジング」。
2色の絵具をそれぞれ上下から叩いていき、
中央付近で色をグラデーションにしていきました。
図案を転写する
トレーシングペーパーに図案を写し、
素材と図案の間に、水で消えるタイプの転写紙を挟んで、
上から線をなぞって素材に図案を写していきます。
転写紙の線は、絵具で全て描いた後に、水で消すことができます。
いよいよ絵具で描き始めます
ここまで出来たら、いよいよ、アクリル絵具と筆を使って描き始めます。
描き進める順番は、下になるものから。
私がよく描くお花では、一番最初は葉っぱや茎などが多いです。
そして、お花やリボンなど、徐々に上に重なるものを描いていきます。
トールペイントには、基本となる筆使いがいくつかあるので、
それを使い分けて、描き進めていきます。
すぐに描きこなせるようになるわけではないけれど、
練習して描き進めていくうちに自然と身についていきます。
最初はまっさらだった素材が、色を重ねていくことで段々と
立体的になっていく様子はとっても楽しいですよ
仕上げです
全て描きあがったら、全体の転写線を水で消し、
仕上げ用のニスを塗って完成です!
自分で描いたものが完成した時は本当に嬉しいものです。
おうち時間が多い今こそ、
新しい趣味としてトールペイントを始めてみませんか?
ぜひAtelier Cocoroにいらしてくださいね!
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