子育てこころサポーター養成講座〜発達障がい理解〜 | 心と心が通うとき〜やさしい人間関係の作り方

心と心が通うとき〜やさしい人間関係の作り方

発達障害や周りの人達へのコミュニケーションサポート

昨日は子育てこころサポーター養成講座11期
第8講座の「発達障がい理解」でした。

今回の参加者は様々な場面で
発達障がいについて考えることが多い方が揃い
とても関心を持っていらっしゃいました。

ここ数年、発達障がいという言葉は
広く知れ渡ってきましたが
その理解はまだ乏しく
一般的には偏った捉え方がされています。


秀でた才能の持ち主たち…
というイメージをお持ちの方もいますが
発達障がいと言われる方みんなが
当てはまるわけではありません。

秀でていない…もしくは
社会的な成果を上げにくい特徴の方もいます。


長年、発達に特徴のある児童に携わる中で
何かが出来るようになることが
優先されるのではなく

たとえ何も出来なくても
発達に特徴があってもなくても
すべての人は対等であり価値があることを
意識してほしいと思っています。


特別支援教育の意義は
自己否定感や劣等感からの回復
及び自己肯定感の向上、維持です。


講座に参加された方との意見交換は広範囲で
さらに深いものとなりました。

発達に特徴があろうとなかろうと
その人自身が幸せを感じることができるような
そんな成幸心理学講座になったと思います。


西野奈津子