第8講座の「発達障がい理解」でした。
今回の参加者は様々な場面で
発達障がいについて考えることが多い方が揃い
とても関心を持っていらっしゃいました。
ここ数年、発達障がいという言葉は
広く知れ渡ってきましたが
その理解はまだ乏しく
一般的には偏った捉え方がされています。
秀でた才能の持ち主たち…
というイメージをお持ちの方もいますが
発達障がいと言われる方みんなが
当てはまるわけではありません。
秀でていない…もしくは
社会的な成果を上げにくい特徴の方もいます。
長年、発達に特徴のある児童に携わる中で
何かが出来るようになることが
優先されるのではなく
たとえ何も出来なくても
発達に特徴があってもなくても
すべての人は対等であり価値があることを
意識してほしいと思っています。
特別支援教育の意義は
自己否定感や劣等感からの回復
及び自己肯定感の向上、維持です。
講座に参加された方との意見交換は広範囲で
さらに深いものとなりました。
発達に特徴があろうとなかろうと
その人自身が幸せを感じることができるような
そんな成幸心理学講座になったと思います。