心理カウンセラー【大阪】の中田詩子(なかたうたこ)です。
京都・神戸・大阪など関西拠点に東京・全国でも
心理カウンセリング/セラピー(心理療法)や心理学講座をしています。
アダルトチルドレン、うつ、トラウマ、
対人恐怖、人がこわい、対人関係が苦手など
人間関係の悩み・ストレス解消のお手伝いをしています。
ここ最近のカウンセリングで、
よくあるテーマが
コミュニケーションについてです。
数か月前のことですが、友人との間で
久しぶりに、なんだかとても疲れる
コミュニケーションに出会ったので
その体験も交えて書いてみます。
それは、
最初から「決めつけられている」
コミュニケーション。
「あなたは、〇〇でしょ」
「あなたは、○○が問題だから、
うまくいかないんだよ」と。
数か月前、
古い友人に久しぶりに会って
楽しい近況報告するつもり満々でいたら、
いきなりの「問題指摘」「否定」
「指導」が来て、とてもびっくり。
「いきなり来たあ(驚)(悲)」
「いや~、私はあなたの思ってるのとは多分違うけどなあ?」
「それにしても、すごい想像力やなあ~。」
とか思いながらも、
こういう時、私は普段は、
だいたいは黙って聞いてしまいます。
こういう”固く決めている人”に
反論するのは、とても大変なので。。
たとえ、反論しても、
またその人なりの固い枠で
その人なりの解釈をされたりすると
ますますややこしくなるので。。
なので、
「あ~」「なるほど~」
とか言って、適当に
聞き流してしまうこともあります。
つまり、適当にあいづちして
”かわす””逃げる”という
戦略を選ぶことが多いです。
ただ、好き放題言われていると
さすがに腹が立ってくることもあって、
(これは、怒りセンサーが
ちゃんと働いている
とも言えますね。
これは良いことですよ。
私は、昔は、怒りセンサーが作動しなかった、
または、
相当なタイムラグがあったんですが・・汗)
そんな時は、
ささやかにですが^^;
反論したりします。
まずは、
「うーん、私はちょ~っと違うかな~と思うけどねえ~」
とかって超やんわりですが。。^^;
ただ、こんな言い方では、
”固く決めている人”には
なかなか届かないです。
人の話には耳を貸せない状態。
または、
相手を変えたい状態。
なのかもしれません。。
(その人がそうなっているのは、
それなりの理由があって。。
強い親切心とか面倒見の良さから
そうなっていることもあります。。)
で、私は昔はそういう相手にも
全然”戦えない”、つまり、
”うまく怒りを使えない”人でした。
なので、
心を閉じて適当に聞き流す、
そして次からは、
表面上の付き合いを心がける
という
”逃げる”(かわす)戦略を
使うことがほとんどでした。
といっても、
これはこれで、一つの大事な戦略です。
攻撃された時の対処法に
「逃げる、固まる、戦う 」
という3つの戦略があると言われますが、
これらを状況に合わせて
使い分けれるといいのです。
逃げる というのも、大切な選択です。
ただ、いつも逃げていたら、
人間関係が狭まったり、
自分の成長の機会が少なくなってしまいますね。
それに、、
「その人なりの決めつけ」
を言われっぱなしというのも、
ちょっと腹立ちますよね。
そんな時は、
逃げる 以外にも
戦う という戦略も、状況によって
選べるようになると、より良いですね。
といっても、
戦う = 怒りを使う とは、
強く怒る わけではありませんよ。
「私は違うと思う」と言う、
「私はそうではない」と説明する、
などもそうです。
こういうことは、
相手とケンカしようとか
相手を言い負かそう
(攻撃しよう)と思って
言うわけではありません。
攻撃(侵入、侵害)された時、
自分を守るために言うのです。
最近は、私自身も昔に比べて
”戦うこと”、つまり
”怒り”の使い方もうまくなって、
「このぐらいまで言い返してみて、
相手の反応を見よう。
その反応に合わせて、
伝わる言い方を考えよう」
とか、
「良好な関係を続けるには
これぐらいの言い方がいいかな。
これぐらいの言い方なら、届くかな。」
とか考える余裕も、できました。
昔は、
少しでも言い返そうと思ったら
涙が出てきたりして、
何も言えなかったんです、私。。
怒るべきところで、
泣いていました。。
それに比べたら、
我ながら成長したなあ~
なんて思った出来事でした*^^*
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