この記事では、インナーチャイルドの症状と心のケアについて詳しく紹介します。

 

  • 孤独で寂しさを感じやすくないですか?
  • 自己評価が低くないですか?
  • 他人の世話をしすぎることはないですか?
  • 過剰な責任感を抱えていませんか?
  • 自己中心的やわがままになっていませんか?
  • 自己否定が強くないですか?

 

インナーチャイルドを抱えていると、さまざまな特徴として現れますよね。

 

 

この記事を読むと、今のあなたの症状がインナーチャイルドの影響かどうかが分かります。

 

 インナーチャイルドの代表的な症状と特徴 

孤独で寂しさを感じやすい



孤独で寂しさを感じやすい

 

 

 

インナーチャイルドが傷ついている場合、孤独感や寂しさを感じやすくなることがよくあります。

 

  • 人と一緒にいても 『寂しい』
  • 誰かと一緒に居ても『どこか寂しい』
  • いつも、どこか満たされない
  • ぽっかり穴が空いたような感じがする
  • 家族と居ても孤独感
  • 友だちと居ても楽しいはずなのに、なぜか満たされない

 

思考・感情・行動が性格になります。

 

 

それは、幼少期からこんな風に思い込んでいるのが原因です。

  • 弱音が吐いてはいけない!
  • 何事も1人で頑張らなくてはいけない!
  • 人と仲良くなるといつか見捨てられる!

 

つまり、幼少期から多くの孤独や寂しさに関する傷(インナーチャイルド)を持っているからですね。

 

 

「孤独感」や「寂しさ」はインナーチャイルドの代表的な症状で、心の深い部分に根付いていることが多いです。

 

 

対人恐怖症

 

 

たいじん

 
 

 

傷ついたインナーチャイルドを抱えていると、人と関わるのをためらったり・人間不信になったり・会話が苦手です。

 

 

人と接することに恐怖や不安を感じ、日常生活に影響を及ぼすことも多いです。

 

 

それは、子どもの頃に適切な愛情を受けることが少なかったのが原因です。

 

 

親からの愛情不足によって『他人は自分を傷つける』という思い込みを持ってしまいます。

 

 

相手に裏切られるという不安が常にあります。

 

 

 

裏切り

 
 

 

そのため、相手と親しい関係を結ぶことができません。

 

 

その結果、何度も人間関係の失敗を繰り返してしまいます。

 

 

失敗の繰り返しにより、ますます対人恐怖症が強くなる悪循環に・・・

 

 

そんな悪循環から、大人になっても他人を信用できないのです。

 

 

対人恐怖症は社会生活に影響を及ぼすことも多いため、早期の気づきと適切な対応が重要です。

 

 

感情が乱れる

 

 
 

感情が乱れる

 
 

 

  • 怒り、イライラ、ストレスなどをコントロール出来ない
  • イライラすることが増えた
  • 気分の波が激しい
  • 理由もなく涙が出る
    など

 

傷ついたインナーチャイルドを抱えていると、感情を自分でコントロールできないことは辛いですよね。

 

 

これはあなた自身が感情を抑圧して、我慢しているのが理由です。

 

 

 我慢している

 
 

 

幼少期に

  • 悲しいときに泣けなかった
  • 褒めてほしいときに叱られた
  • 言いたいことを言ったら、怒られた
    など

 

『親に自分の気持ちを素直に伝えられなかった!』『気持ちを伝えたら、怒られた!』などの経験がある場合、インナーチャイルドが反応し、あなたの心を守るために感情を抑制します。

 

 

しかし、本来誰にも感情はありますよね。

 

 

感情抑制が強くなった結果、本当の感情表現が分からなくなり・感情が乱れやすくなります。

 

 

自己評価が低くなる

 

 

自己評価が低くなる

 
 

 

傷ついたインナーチャイルドを抱えている人は、自分のことを過度に否定的にみる傾向があります。

 

  • 実際の自分の能力や価値を信じられない
  • 自分に自信がない
  • 褒められても相手の言葉が信用できない
  • 自分のことがよく分からない
  • 自分の意見を言わない
  • 自分に厳しい
  • 人の批判をする
  • 否定的な言葉を使う
  • 褒められると居心地が悪くなる
    など

 

自己評価や自尊心が低くなります。

 

 

原因となるのは『抑圧』です。

 

 

 抑圧

 
 

 

子どもの頃に否定されたり、人格を傷つけられたりした人は、自己評価が低くなります。

 

  • 親によく怒られた
  • 否定された
  • 先生が怖かった
  • やりたくない勉強を頑張っていた
  • やりたいことが思い切りできなかった

 

 

子どもの頃に否定されたり、人格を傷つけられたりすることが多かった人は、『自分が悪い 』『自分はダメだ 』とネガティブな意識をもつことが多くなります。

 

 

そのため、社会生活の中で人間関係がうまくいなかいなどの問題を抱えていくことになります。

 

 

他人をコントロールしようとする

 

 他人をコントロールしようとする

 
 

 

過去に「傷ついた」「裏切られた」「見捨てられた」など、インナーチャイルドが傷いていると、他人をコントロールしようとする傾向が強まることがあります。

 

  • 他人を批判して、自分の価値観を押し付ける
  • 相手を責めて、自分の望む行動を取らせる
  • 頻繁に文句を言い、自己の意志に従わせる
  • 長々と説教をして、相手を従わせる
  • 相手を脅して自分に従わせる
  • 相手に罰を与えることで従わせる
  • 相手を褒美で釣って、自分の望む行動を取らせる
    など

 

これらの行動を取る理由は、あなた自身の中に無意識な「不安」や「恐れ」があるから。

 

 

 

恐れがある

 
 

 

他人を操作することで、自分の心の平穏を保とうとしますが・・・

 

 

逆に相手が離れてしまう原因になります。

 

 

また子どもに対しては「過干渉」となり、自立の妨げにもなりますよね。

 

 

人間関係を損ないやすいので、注意したい症状です。

 

 

他人の世話をしすぎる 

 

 

 

人の世話をしすぎる

 
  • 小さい頃から家事をする
  • 弟妹の面倒をみる
  • 親の愚痴を聞いていた
    など

 

献身的に家族の世話をした方によくある症状です。

 

 

自分のことは何でも後回し、自己犠牲が多くなります。

 

 

しかし、『自己犠牲』は生きづらさの原因の1つでもありますよね。

 

 

世話をしすぎる人は、「愛されるためには過剰に貢献しないといけない」と思い込んでいます。

 

 

世話をすることで自分への愛を感じるので、大人になっても人の世話をし過ぎる傾向があります。

 

 

社会に出た後も周囲の人に行き過ぎたお世話をしてしまう場合が多く、逆にそれが理由で人間関係のトラブルに発展するケースもあります。

 

 

他者に依存する

 

 

他者に依存する

 

 

  • 他者を支配する
  • 自分と他者との境界線があいまい
  • いい人を演じる
  • 自己中心的
  • 自己肯定感が低い
  • 自分がない
    など

 

インナーチャイルドが傷いていると、他者に依存する傾向が強まることがあります。

 

 

親からの愛を感じられず育った人や、自分の望みや意見などが抑え込まれ育った人に多いです。

 

 

他者に依存するのは安心感や愛情を求めているから。

 

 

依存体質の人は、大人になってからも他者と健全な関係性を結ぶことが困難になりやすいです。

 

 

過剰な責任感を抱える

 

 

過剰な責任感を抱える

 

 

 

過剰な責任感がある人は、周囲から頼られると『自分が何とかしなくてはいけない』というプレッシャーによってストレスを感じる傾向があります。

 

 

原因としては

  • 自己評価の低さ
  • 周囲との比較による劣等感
  • 周りからのプレッシャー
    など

 

それは、子どもの頃に親や環境から求められた責任や期待に応えることができなかったと思っているからです。

 

 

責任感を感じたまま大人になるので、大人になっても、そのまま過度な責任感を感じているのです。

 

 

よって、他者のために自分を犠牲にしてまでも、過剰にまで責任を果たそうとするのです。

 

 

そうすることで、自分の存在価値を感じたいからです。

 

 

過剰な責任感によるストレスを感じるのは心の負担にもなります。

 

 

自己中心的・わがままになる

 

 

 

自己中心的になる

 

 

 

インナーチャイルドに傷を抱えている人は、自己中心的になるケースが見られます。

 

 

幼少期に厳しくされすぎた・甘やかされすぎたなどが原因です。

 

 

そのような家庭で育つと、『自分は愛されていない』『無視される』『存在を認められない』という思いを持ってしまいやすいです。

  • 他人の意見に耳を貸さず、自分の考えに固執する
  • 常に自分を中心に物事を進めようとする
  • 話の途中で他人を遮り、自分の話題を持ち出す
  • 自分の都合が悪いときは、無視や逃げる行動を取る
  • 他人に対して批判的でありながら、自分には甘い
  • 自分の利益だけを追求したり、一方的に意見を主張したりする

 

間違っているのは他の人だという思い込みと『自分をもっと見てほしい!』という思いが強くなり、自己中になってしまう場合があります。

 

 

本来なら幼少期に育つ感じ方・考え方・ものの見方・捉え方をうまく習得できなかった為に、自己中心的になりやすいのです。

 

 

自己否定が強い

 

 

自己否定が強い

 

 

 

自己否定を強い人は、すぐに自分が悪いと思い、謝ったり、責任を取ろうとします。

 

 

幼少期に愛されることが少ない環境で育ったためです。

 

 

自己否定をかたくなに決めつけ、変化をこばむ人は自己否定している自分に固執してしまっているのです。

 

 

例えば

  • 自分には無理!
  • 自分が変われるはずがない!
  • 何をしてもムダ!
  • 私がダメだ!
  • 私が間違っている!など とかたくなに決めつけています。

 

こう思うことで、前向きになる努力や労力から逃れることができます。

 

 

自己否定をいわば言い訳にして、面倒なことから逃げられると、無意識に思っているのです。

 

 

無意識に口癖のように人に『ごめんなさい』と謝ってしまう人は、自己否定をしている可能性が強いので、言葉には気をつけてくださいね。

 

謝る『ごめんなさい』

まとめ

 

 

インナーチャイルドが傷ついている方は、大人になっても様々な症状として現れます。

 

 

そして症状が出ていると、普段の生活や仕事で生きづらさを感じてしまいます。

 

 

ですが自分の気持ちや感情を表現することは、本来悪いことではありませんよね。

 

 

実際にインナーチャイルド継続ヒーリングセラピーを受講された方は、インナーチャイルドを癒し・向き合うことで、自分の気持ちに嘘をつかなくてよくなります。

 

 

あなたの内なる子どもと向き合い・対話を重ねることで、より豊かで充実した人生を歩むことができますよ。

 

 

 

インナーチャイルド継続ヒーリングセラピー