謎肉を頂きました。
謎肉って知ってますか？日清カップヌードルに入っている具の一つです。
カップヌードルの具に入っているのは、玉子、海老、謎肉 葱。
謎肉って、変な呼び名ですけど、日清食品さん自身が謎肉と呼んでいます。愉快な会社ですね。
最初は消費者が面白がって謎肉と呼んでいたのでしょうけど。
謎肉で通じるようになったので、製造元の日清食品さんも謎肉と呼ぶように。
原材料を見ると、正体は豚肉と大豆たんぱくと、いろんな調味料のようです。
カップヌードルって、ときどき無性に食べたくなりますよね。
特に謎肉は、日清カップヌードルでしか食べられない不思議な味。
噛むと、口中にジュワっと肉汁(謎肉汁？)が広がって、堪えられない美味しさ…。
…ん？。なんですけど、ちょっと待てよと。
美味しいことは美味しいんですけど、美味しいから食べたいというわけでもないという。
不思議ですね。『美味しいから』食べたいというわけでもない、とは。
そんな食べ物って、ありますよね。
カステラの、紙に残った色の濃いところ。
タラコの、卵を包んでいる膜。塩鮭の皮。
ピザの外側の、チーズもトマトソースもかかっていない生地だけのところ。
そんなに美味しいかと言われると困るけれど、なんだか不思議と食べたくなる味。
謎肉にもそんなに魅力がありますね。
『美味しい』と『好き』とは必ずしも一致しない。
人はときどき、変なものが好きになります。
理屈ではなく、好きなものは好き。
人間とは不思議なものです。
(高田)
