15 宇宙飛行士選抜試験
単なる技術や適性などを見るわけではなく、
その人の人間性や人生観などを見に行くアプローチが新鮮だった。
また、とっさの危機に対応する力や、
リーダーシップだけでなくフォロワーシップなど、
いま現在の仕事にも活かすことのできるような考え方があり、
読んでみて正解だと思えるような内容でした。
宇宙飛行士には、解決できるかどうかわからないような
根気強く対応しなければならない問題もあるし、
突発的に起こるような問題もある。
いかにその状況の中でも冷静さを保ち、
難題に取り組み続けていけるかどうかが重要。
それは日々の仕事の中にも通ずるものがある。
どんな仕事においても、
想定していた内容と異なることは大いにあるし、
突発的に起こる緊急事態もある。
そんな中、起こった事象に対しての文句を言うだけでは解決しないし、
それがどれだけ理不尽なものであろうとも、成果に向けて
冷静な行動を突き詰めていけるのか、この辺りはとても大事なポイントだ。
また緊張感のある状況下でも、ユーモアを保てるかどうかを
試験中に見ているという点も、興味深いものであると考えさせられます。
各候補者達の内面性や課題に向かっていく姿勢など、
自分たちにおいても、学ぶべき要素は多くあると感じました。