12/17 THE BOOM FINAL 日本武道館 | ココロール

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ココロといっしょに過ごす日々

ココロは今日もボーイフレンドの家へお泊り。
おかーさん今日はまっすぐ帰れる気がしないからね。



「じゃ、もう1曲だけ」
アンコールが鳴り止まない中、MIYAがギターを持ってステージに現れる。

ほんとによかったライブの日だけ歌ってくれる。
私にとっての『愛のかたまり』はそんな歌だった。
CD化された時は、そんな安売りしないでよ~とか思っちゃったっけ。

そんな歌をFINAL大阪と武道館で最後に歌ってくれました。
しかも、YAMAさんとTAKASHIくんと栃木さんは楽器を置いて、マイク持ってコーラス!
ちょっとハラハラしちゃったけど(笑)、あったかい歌声でした。


たくさん友だちができた。
中には疎遠になってしまった人もいるけれど、
大事にしたいと思う友だちがたくさんできた、この25年間の旅。

それなりに歳を重ねているだけに、それぞれの経験で譲れない部分もあり、でもそれをお互いに受け入れて、想い合っていく。
住む場所も仕事も立場も違うからこそ、きっと相手が困ったりした時に手を貸すことができるんじゃないかと思う。


1曲めはなんと『島唄』で。きっと最後の方に持ってくるだろうという大方の予想を裏切ってくるところが、
めちゃくちゃかっこいい。
しかも4人だけで。4人しかいないのに、ずしんと重くて、どかんと厚い音が鳴ってた。感動した。
でも、曲の途中からサポートミュージシャンが加わって、どーんと広がる感覚にまた、鳥肌が立つ。
ヒット曲しか知らない、いや、初期のTHE BOOMだけは知ってるような人もきっと多い武道館ライブ。

それを意識したのかしてないのか、2曲めからダンサブルなナンバーを続けてみたりして、
まったく、この人たちは、最後の最後までひねくれ者というか、一筋縄でいかないところが、かっこよくてたまらない。

ダンスで盛り上がった後は、気持ちのいいリズムに体を揺らして、呼吸も苦しいくらいのバラードを聴いて、釣りに行こうでほっこりして、SKAメドレーで飛び跳ねて叫んで、鋭利じゃない刃物みたいな歌詞が乗ったロックがあって、25年の歌に込められたメッセージを抜き出した5分間の映像にハッとして、みーんなで手拍子して歌って、終盤はただただ愛を感じる選曲だった。

観に来ていた数々のミュージシャンに、「いいライブだったよ」じゃなくて、「すごかった」「凄まじかった」と言わしめた
THE BOOMのラストライブ。

「音楽で世界は変えられるのか?」
「世界は変わったのか 音楽で世界は変えられたのか 何も変えることはできなかったのだろうか?」
「でも信じている それでも未来を信じている それでもまだ 愛を信じている」

メッセージを受け取った若いミュージシャンたちが、どう歌っていってくれるかが楽しみ。

さあ、未来がやってくる。
歩き出さねば。


追伸:もちろん、メンバーのこれからの活動にも期待しています♪


島唄
YOU’RE MY SUNSHINE
Human Rush
TOKYO LOVE
berangkat
いつもと違う場所で
そばにいたい
月さえも眠る夜
モータープール
10月

釣りに行こう
おりこうさん~ないないないの国~都市バス~過食症の君と拒食症の僕~逆立ちすれば答えがわかる~雨の日風の日
蒼い夕陽
TROPICALISM
手紙
I'm in love with you
この街のどこかに
不思議なパワー
風になりたい
真夏の奇蹟
世界でいちばん美しい島
シンカヌチャー
星のラブレター
明日からはじまる
愛のかたまり


最後の武道館。

初めての武道館。

たくさん思い出ができたよ。
いつも待っててくれてありがとうね。