女性DV加害者は無自覚が多い?
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ありがとうございます
エビデンスのある
問題解決型の心理療法を行っている
福岡の心理カウンセラー尾畑心湖です🐬
DV加害者といえば、その昔
“男性”というイメージだったと思います。
だからDV被害者を支援している人たちは
「女性を守るため」「女性を助けたい」
と活動してきたのです。
男性VS女性
女性は弱者扱いだったのでしょう。
だけど昨今
確実に変わってきています。
カウンセリングの場で目の当たりにするのは
女性の加害者が多いということです。
実は
被害を受けている男性が多いということですね。
さらに、女性DV加害者は無自覚の人が多く
夫こそDVだと訴える女性加害者もいます。
男性加害者がカウンセリングを受ける場合
ほとんどの人はDVの自覚があります。
最初はあまりDVの自覚がない人でも
やがて、100%の男性が
自身はDV加害者だと認識してきます。
ですが女性加害者は違うのです。
夫に対し
罵倒し
暴言を吐き
脅し
攻撃的言動があったり
生活の全てに於いて(仕事にまでも)
支配的(かなり強烈に)
指示的(あり得ないほど細かく)
強要(有無を言わさず一方的に)
命令する
操作、コントロールし(夫は奴隷?)
監視・束縛し(心身共に身動き取れないほど)
もちろんスマホは必ずチェック
自由な時間やお金を一切与えない
なのに
毎日毎日夫に不平不満を言う。
自身の家族や友人知人まで巻き込み
自分の都合の良いように事実を歪曲し
自分の思うようにならないと
さらに罰を与え
締め付けは酷くなり
説教し
もっともらしく持論を押し付ける。。。
なのに
DVの自覚がないのです。
医師資格のないカウンセラーは診断はできません。しかし、DVに於いては「それはDVですよ」と言った方が良い場合があるのです。
なので、カウンセラーが
「あなたのやっていることはDVですよ」
と言うと
逆上するのは決まって女性加害者です。
それくらい自覚がありません。
DV加害者のカウンセリングをしていて
正直、DV加害男性に対して
怖さを感じることは多いです。
女性加害者に対しては
ある意味、強烈で
また別の恐怖を感じます。
私は被害者を支援したい思いがあり
DV加害者のカウンセリングをしています。
しかし被害者=女性とは限らなくなり
男性加害者よりも、
女性被害者よりも、
自覚のない女性加害者のカウンセリングの難しさを痛感しています。
そしてその現実はつらいです💦💦
何故なら
子どもが心配です。
母親がDV加害者の場合
子どもに及ぼす影響は大きいものがあります。
子どもにとって母親は安心安全な場所のはずです。いわゆる安全基地です。
それが無くなるのですから
子どもは不安定になり
様々な症状や問題が生じるでしょう。
そして
ガマンを続けている夫も
そのうち耐えられなくなり心身共に疲れ果て
病気になるんじゃないかと心配にもなります。
だから
女性DV加害者には改善してほしいのです。
もちろん、まずは自身のために。
あなたが穏やかでいられるために。
家庭平和のためには
あなたが自分と向き合い
穏やかな性格に変わることです。
夫をあなたの思うように操作し
束縛し、責めても
あなたは幸せではないでしょう⁉︎
あなたがそういうことをしなくなるためには
夫を変えようとするのではなく
まず、あなたが楽になることです。
同じ女性として
愛を持ってお伝えいたします
※今カウンセリングに来られている女性被害者や、加害者の自覚がありそれを改善しようと取り組んでおられる女性はいらっしゃいますが、その方たちのことではありません。
あくまで、自覚のない加害者の話です。
あるいは、自称被害者だけど実は加害者という女性に向けた話です。
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