DV加害者に多いパーソナリティ障害
blogにお越し頂きまして
ありがとうございます
DV加害者の性格改善に特化したエビデンスのある心理療法を行なっている福岡の心理カウンセラー尾畑心湖です🐬
DV加害者には
専門の心理カウンセリング(心理療法)が
必要です！
★本気で更生を目指すDV加害者からのカウンセリングご依頼は、福岡・佐賀を中心に全国よりいただいており、そのような方に心から変われる心理療法を行なっています。
★DV加害者の更生に特化した心理カウンセリングを行う心理カウンセラーとしてNHKより取材を受け、「DV加害者の心理」を特集する報道番組に私のクライアントさんと共に出演しました。
DV加害者自身も気づいていないし
そもそも知らない人がほとんどですが、
実はDV加害者は
パーソナリティ障害であることが多いです。
パーソナリティ障害は
A群、B群、C群に分かれており
計10種類あります。
カウンセラーって、
どんなカウンセリングを行っているカウンセラーかということは吟味されず一括りにされがちですが
カウンセラーはカウンセラーでも
私たち心理カウンセラーは
心理学や病理(精神疾患)も学んでいます。
そこでは必ず
「パーソナリティ障害」も学びます。
ただ、学んでいても
医師資格のない心理カウンセラーには当然
診断することはできません。
また、医師に診断されたとしても
パーソナリティ障害に効く(治る)薬はないと
精神科医が仰っていました。
さて
DV加害者に最も多く見受けられるのは
自己愛性パーソナリティ障害
境界性パーソナリティ障害(境界例)…です。
カウンセリングの場でも
カウンセラーに対して
かなり攻撃的になります。
冷静に会話ができません。
不必要な議論をしたり
大切な話は避け
関係ない話を長々としたり
論点をすり替える
自分の凄さをアピールする
優位に立とうとする
ひどい人は
不機嫌な表情をあらわにしたり
不貞腐れてわざと視線をそらし
怒鳴ったり
舌打ちしたり
逆ギレしたり
自分のことなのに(DVそのものを含め)全て人のせいにする
高圧的な態度で建設的な話もできません。
でも、だって、どうせ、じゃあ、を連呼する
当然カウンセリングは成り立ちません。
オンラインの場合、
都合が悪くなるとフレームアウトしたり
カウンセリング途中なのに
急に一方的に断ち切ったり、、、
ここまで強烈な醜態を晒す人は稀ですが、
加害者全ての人には必ず
愛着のカウンセリングが必要です。
私は、DV加害者には必ず
愛着のカウンセリングを実施しています。
DV問題を扱っている専門家？でさえ
DVはなおらない！と断言しています。
そういう方たちは
パーソナリティ障害や
愛着のカウンセリングというものを
学んでいなくて
ご存知なくて
また、行えないからだろう
と思っています。
さらには精神科であっても
パーソナリティ障害を診断してくれる医師も
少ないと聞いたことがあります。
実際、クライアントさんで
精神科を受診したら
「DVなんてうちでは治療できない」と
断られて私の元を訪れた方が
何人もいらっしゃいます。
私はパーソナリティ障害のカウンセリングも行っています。
DV加害者のカウンセリングも行っています。
愛着のカウンセリングも行っています。
ある意味、全て共通しているのです。
(愛着の問題を抱えている方が全てDV加害者ということではありませんし、パーソナリティ障害の方が全てDV加害者ではありません。DV加害者には愛着の問題があり、そしてパーソナリティ障害の方が多いということです)
そうそう！
パーソナリティ障害は10種類あると書きましたが、その中でもカウンセリング可能なタイプと、そもそもカウンセリングができない種類とがあります。
DV加害者に多い
自己愛性パーソナリティ障害、
そして、境界性パーソナリティ障害は
私が行っている心理療法の対象です。
というは改善可能なのです。
DV加害者、被害者に関する記事は
たくさん書いてきましたが
今回初めて「ある意味肝心なこと」に
踏み込んでみました。
それには理由があります。
DV加害者もDV被害者も
それ(パーソナリティ障害)を知らないことにより、悩み苦しんでいる人が多い現状があります。
パーソナリティ障害のDV加害者は
自分の問題を軽視しがちです。
加害者だと分かっていながらカウンセリング(問題解決)に取り組もうとしない人は、無意識に防衛が働いて、自分の内側を見るのが怖いのです。
そう、それは無意識の中で起きています。だから自分でも防衛だとは気づいていません。
自分を正当化したり、理由をつけてカウンセリングを拒み続けます。
私は
DVには専門の心理カウンセリング(心理療法)が必要です‥‥ということを発信してきましたが、
それは、
パーソナリティ障害、愛着の問題の改善が可能なカウンセリングということです。
私はお医者様のようにクライアントさんに対して診断することはありませんが、心理カウンセラーとしの診断(見立て)はします。
いつまでも変わろうとしない自分のパートナーは、実は自己愛性パーソナリティ障害だったんだ！と気づいた被害者は、ある意味、覚悟する方も多いです。
覚悟したら
新たな自分の人生を歩む決心をするでしょう。
加害者がそれを避けたいなら
自ら気づいて
自分と向き合うしかありませんよ。
自分と向き合うことをしない人は
DVしない性格に変わることは不可能でしょうね。
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