過保護・過干渉は優しい虐待
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ありがとうございます
エビデンスのある
問題解決型の心理療法を行っている
福岡の心理カウンセラー尾畑心湖です🐬
以前の、心の安全基地のblogに
「愛着の７つのキーワード」を
書きました。
その中の⑦についての説明です。
⑦は
そして明らかに
⑦必要だというときにしか積極的に介入しないという役割を持つもの。
と あります。
そしてその前の⑥には
励ましや支援を
⑥求めたときにはすぐにそれに応答してくれる準備があり
と あります。
ここが大事なところなんです。
「求めたとき、必要なときしか介入しない」
ここなんです。
過保護・過干渉の親は
求めていないのに、介入するんです。
カウンセリングをしていると
ツラい幼少期、子ども時代を送っていた方はとても多いです。(そのときは意識できていても、実感がなくても)
しかし、
幼少期や子ども時代、何不自由なく
叩かれたり叱られたりしたことなど
全くなく
むしろ「両親は優しかった」
というクライアントさんが
のちに、様々な精神疾患を抱えることになったり、
生きづらさを感じていたりという訴えをされるんです。
よくよくお話を伺っていくと
それは
親は優しかった…
優しい親…
というより
過保護・過干渉な親だったということが分かります。
親が、優しいのと
過保護・過干渉は
明らかに違います。
「甘えさせる」と「甘やかし」の違いでもありますね。
求めないのに介入してくる親の元で育つと
不安定になるのです。
生きづらさを感じるようになるのです。
子どもの将来に虐待された子と同じように
悪い影響を与える
だから、虐待なんです。
子どもの心身の健全な成長を妨げます。
自分というものが確立できません。
自分軸ができていないので
心が不安定になります。
自立ができなかったり、
いざ自立するというときに
大きな不安を感じたり、、、
だから、精神疾患や生きづらさの原因となることが多いのです。
そして、カウンセリングが難航することが多いタイプが、親が過保護・過干渉だった方なのです。
明らかに身体的、精神的虐待にあった子どもより、深い心の問題を抱えることになるようです。
過保護・過干渉な親に育てられると
子どもはかえって苦しむということ。
生きづらさを感じるということ。
だから
優しい虐待と言われるのです。
子どもが求めたときは
いっぱい甘えさせてあげましょう
でも
子どもが求めていないのに
甘やかすのはやめましょう
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