10/7(土)~10/8(日)

 

伊豆の旅館「おちあいろう」へ。

1874年(明治7年)創業で登録有形文化財にもなっており、田山花袋、島崎藤村、川端康成、梶井基次郎など名だたる文人に愛された旅館らしい。

 

それを聞いただけでテンションが上がるし、梶井基次郎に思いを馳せながら歴史を感じさせるお部屋でゆったり読書を…という過ごし方も素敵だとは思うけど、今回の私の目的は、サウナと酒。

 

サウナ界では有名なととのえ親方ことプロサウナ―の松尾大氏が監修している2つのサウナと、オールインクルーシブなため飲み放題という楽園が私を待っている。

 

 

チェックイン。緑が素敵。出していただいたお茶もおいしかったけど、ラウンジに常備されているサーバーからセルフでさっそく1杯。しかもシャンパン!

ビールもワインもハイボールもある・・・いやでもサウナ入るから1杯で我慢。

 

趣のあるお部屋。

 

 

写真は撮っていないが、サウナへ。

洞窟のような温泉と、岩風呂になっている水風呂が素敵。水温は冷たい。

ととのい椅子に横になると、体全体がビリビリした感じになり、目をつぶっても光がギラギラ、バチバチと炸裂し、川の音がだんだんだんだん大きく聞こえてきて、しまいにはゴーッっと滝のような音になって、「あ″ーーー気持ち″い″ーーー」という言葉しか出なくなる。これが私の場合の「ととのう」の状態。最高。

 

 

娯楽室。レトロなゲーム。

 

卓球台もビリヤード台もあったけど、どちらも普通の台より小さくてものすごくやりにくくて笑える。

 

 

夕食。

白ワインのシャブリを飲む。昔好んで飲んでいた日本酒の獺祭も久しぶりに飲んだが、今の私には甘過ぎた。

というかシャブリや獺祭が飲み放題にあるということに感動。

コースの量も少なめで嬉しいしおいしい。

 

 

静岡名物わさび丼。わさびが本当においしくて、わさびと塩だけでもつまみになった。

 

 

翌朝、朝食前に散歩。敷地内にある吊り橋。ジブリの世界みたいでわくわくする。

 

 

ブランコの強度をやや心配しながら一人揺られ、映画『生きる』に思いを馳せたりする。

 

 

朝食。旅館の朝食というといつも量が多過ぎて残してしまうのだが、ここの朝食は量が少なめでいい。そして味もいい。

初めて旅館の朝食を残さず完食した自分に感動した。

 

チェックアウトは11時のため、またサウナへ。
昨日とは違う、茶室サウナなるもの。解放感があってよい。
誰もいなくて貸切状態で贅沢に楽しむ。
水風呂が冷たいのもあり、外気浴中寒くなり震えた後に入った温泉の気持ちいいこと。
 
 
楽園、最高でした。
 
また行きたいナ。