指輪彼とのペアリングを探していた頃、ガリガリだった。何件も一緒に見て回ったけど、どのリングも薬指のサイズが合わなかった。最小サイズでも薬指からすり落ちてしまう…。仕方なしに、お揃いを諦め3号のピンキーリングを自分の薬指用に購入した。体重が増えるにつれ段々、そのピンキーリングが薬指にはきつくなっていった。しばらくの間は、その指輪を見る度に葛藤があった。またこのピンキーリングが薬指に違和感無くはめられるようになるまで痩せなきゃいけないと思っていた。だけど…なんとなく今は現状を受け入れられている。小指だと緩いので、落とさないようにシルバーチェーンを通してネックレスにして身に付けている。あの頃とは違う。痩せにそこまで執着しなくなったら、心にぐるぐる巻きになっていた鎖が緩くほどけたような感覚になった。