1月27日(水)~28日(木)
長い闘病生活もいよいよクライマックスです。
血球の動きを見るために今週は毎日採血です。
まずはその結果から。
週初めの「ここからどんどん増えていくし、恐らく輸血も必要なくなる筈」という主治医の読み通りに数字が動きます。
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【血球】
・白血球 0.4 → 0.8 → 1.5(正常範囲より低い)
・ヘモグロビン 8.2 → 8.0 → 8.0(正常範囲より低い)
・血小板 23 → 21 → 29(正常範囲より低い)
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白血球は、倍、倍という形で増えてきています。
25日(月)の時点で0だった好中球は27日(水)の時点で約350、28日(木)の時点で約750と一気に増えました
こいつさえ増えてくれれば、色んな問題が解決していきます。
移植された造血幹細胞が正常な造血を開始することを生着(せいちゃく)と呼びます。
3日以上500個/μL以上で安定した最初の日を生着(せいちゃく)日と呼ぶようなので、恐らく「28日(木)に生着した」と後日伝えられることでしょう。
金曜採血して、土日を挟むので月曜日かな。
血小板もようやく上がってきてくれました。
ヘモグロビンは遅れて上がってくるので、貧血が回避できているレベルで踏みとどまれたら、とりあえずはOKです
元々、移植日から約2週間で生着と言われていました。
私が移植したのは15日(金)でしたから、ほぼスケジュール通りという事になります。
思えば12月の治療も、今回の移植も主治医であるY先生の計画通りに進んでいます。
血球の上昇の読みもかつての主治医である「先生」に全く引けを取らない。
お見事です
主治医を信頼できる、というのは本当に闘病生活で大切なことの一つだと思います。
そういう意味では、私は本当に恵まれているなぁと思います
さて。
体調はというと、微妙なんですが、傾向としては良くなってます。
27日(水)はかなり調子が悪かったんですが、28日(木)にはあきらかにマシになりました。
血球の回復しつつあるためだと思いますが、1回のトイレで苦しむ時間が半分くらいになったんです
今まで1回のトイレで、私の意思とは関係なく4~5回収縮を繰り返していた下腹部が、2回で許してくれるようにになった感じですね。
回数は減ったのかと言うと微妙で、27日(水)はむしろ増えましたし、28日(木)も変わってないように思います・・・もう正直、ようわかりません
ただ、間違いなく言えることは、今、私を苦しめているトラブルは、全て血球の回復によって改善される、ということです。
この調子で血球が増えると、週末にはかなり「普通の人」に近づいている筈なので、現在の地獄からの脱出も近いでしょう
そうそう、脱出と言えば。
好中球が500を超えたので、クリーンルーム脱出が決定しました!
タワーマンションを眺める生活ともオサラバです。
一応、明日の血液検査の結果をみてからですが、まぁ大丈夫でしょう。
初発の時と違って、新型コロナウィルスの影響で面会禁止ですからクリーンルームにいても一般病棟にいても極端な違いはないんですけどね。
まだ、食欲もほとんどありませんので、売店に行って何か買うこともないでしょうし・・・ただ、それでも自由を手に入れられる、というのは気持ち的に大きいですね。
筋力の衰えも深刻ですから復活させていかないといけないし。
今回は正直、ほとんど運動していません。
「吐き気までいかない不快感モード」から「異次元の下痢モード」に速やかに移行したので、ほとんどエアロバイクも漕いでないし、スクワットもしてません。
一般病棟に移ってからゆっくり歩いたり、階段を上り下りして筋力を回復させていきたいと思います。
一般病棟に移って、順当に回復すれば、恐らく一週間くらいで本退院です。
いよいよ、ゴールが見えてきました。
油断せず、引き続き、頑張ります
それでは、今日も皆様が健やかでありますように!