1月25日(月)~26日(火)
まずは、月曜、火曜と連チャンで採血がありましたのでその結果から。
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【血球】
・白血球 0.05 → 0.07 → 0.4(正常範囲より低い)
・ヘモグロビン 7.4 → 8.5 → 8.2(正常範囲より低い)
・血小板 37 → 30 → 23(正常範囲より低い)
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月曜日は分画までチェックがあって、単球が約40%でした。
単球の正常範囲は2%~10%です。
白血球が増える場合、必ずこの単球が先行して増えます。
0.05から0.07というほんのわずかではありますが白血球が増え、その内訳的にも血球が増える兆候が見られた、ということです。
で、実際に火曜には白血球は0.07から0.4へと増えています。
ここからさらに増えていく筈です。
頑張れ骨髄、頑張れ帰ってきた造血幹細胞!
一方、血小板は輸血の効果で月曜は30をキープしたものの、火曜日には23に下がってしまい、まだまだ現時点では造血作用が回復したとは言えません
が、造血作用が回復することを期待して、火曜日の輸血は見送られました。
水曜にまた採血をして、増えてなければすぐ輸血、という作戦です。
体調はよくも悪くも変わらず、です。
「異次元の下痢」は間違いなく、この長い闘病生活で2番目の地獄です
一番目はもちろん、初発で吐きまくった日々ですが、それに次ぐ辛さです。。
とにかく下腹部が言う事を聞かないし、いざトイレに座ったらもはやどこが痛いかもわからない位痛い・・・
下痢止めを使っても1日6回程度は本当にトイレで脂汗がでますし、ヘモグロビンが減っているせいか頭も痛い。。
排泄行為が思い通りにならない、ということは、これほどまでに辛いものか、と思い知らされております
一方、発熱は?と言うと時折、37℃の後半が出たりしますが、寝たらすぐに下がる、といった状況です。
12月の感染症の時に感じたようなゾクゾクと震えが止まらない、といったことは皆無です
口内炎やのどの痛みも今のところありません
食欲はあまりありませんが、地獄のトイレの時間を予測できるようにするためにも決まった時間に食べることが大事、ということで頑張って病院食を食べている感じです
・・・そう、逆の見方をすれば病院食が食べられているんです
ちゃんと、それなりの味がするから。
先輩方の多くは味覚障害に悩まされ、またその味覚障害は退院後もしばらく続く、といったケースがほとんどでした。
主治医からも「味覚障害が出た場合は退院後1ヶ月でまだ残っているというケースもあり得るので」と予め言われていました。
しかし、今のところ、、私は極端な味覚障害が起こっていません。
私自身、初発の時に味覚障害を経験しているので余計にそれがわかります。
確かに、初発の時と同じように普通の水より味のついた水の方が飲みやすかったりはしました。
で、抗がん剤投与から約2週間経過した現在はどうかと言うと、普通の水も結構飲めるようになりました。
甘いものは甘いし、塩辛いものは塩辛い。
要はほぼ、従来の食べ物の味がしているのです。
頑張って食べている病院食も、今まで何百日も食べてきたんです(笑)、ちゃんと想定通りの味がします。
病院食じゃないものを食べたら違和感を感じるんでしょうか?
でも、病院食を食べる前に食べていたカップ麺や冷凍食品もちゃんと味がしました。
主治医のY先生に聞いてみると。
・味覚障害に関しては、本当に個人差が大きいので何が作用して現在の状態になったか、と言うと何とも言えない
・ブスルフェクスでも味覚障害が起こるケースがあるが、そうだとすれば既に出ている筈
・アルケランの味覚障害は口腔内の粘膜障害が原因で起こるケースが多いと思うが、それはクライオセラピーで回避できた可能性が高い
ということでした。
あぁー、クライオセラピー頑張って良かった!
今、出ていなければこれから新たに出てくることは考えにくいということで、元気になって退院さえすれば、美味しい食事をすぐに楽しめる、ということです
ということで、グルメサイトを見て退院したらこれを食べよう、あれを食べようと妄想しながら、この地獄を耐えております。
まぁー、ひょっとしたら特定のものの味が変、とかあるかもしれないですけどね。
それでは、今日も皆様が健やかでありますように!