5月6日(月)~7日(火) 12~13日目

 

6日に採血。6日と7日に先生&若先生と話をした内容をまとめると。

 

・白血球が4.2→5.7に増加。(4日の時点では2.3)
 これは一見、抗がん剤を併用し始めるレベルだが、白血球の内容を見てみると、前骨髄球の数がその基準に達していないので様子見。
・輸血の効果が出て血小板は6日の時点で55へ回復、7日は47と減少しているのでこれからも注視していく。30~50のキープが一つの目安。
・pFDPは3.2と更に下がり安定。DICのリスクなし

・熱も下がって安定してるので抗生剤の点滴も終了。

抗がん剤の投与については、データ上いいものと悪いものが混在していて100%楽観視はできないが、悪いものが溢れすぎているからすぐに抗がん剤を、という状況ではない。慌てて対応するより、採血のデータを見ながら考えていきましょう。

 

何で抗がん剤を併用するのか、イマイチよくわからなかった??ので、先生に少し質問をさせてもらった。理解した内容を例によって医学的な正確性はさておき素人的にまとめると

・元々、今回の白血病のタイプは正常な白血球になる手前の状態(前骨髄球)で発達が止まった細胞が溢れて正常な血球の生成が抑えられてしまう(更にはDICを引き起こす)もの
・ベサノイドの「強制的に発達させて自然死させる」という効果によって白血病細胞でパンパンになっていた骨髄の中に余裕ができて、流れている血液の中にまともなものや、そうでないものも含めて色々出てくる
・出てきているものの中には、前骨髄球も溢れ出てくるが、その量が多いとベサノイドの効果で自然死させるだけでなく、抗がん剤を併用して対応するのがベター。(その方が予後がいいことがわかっている)
・ただ、先生の見解では現在の状況は十分想定の範囲内で、特別悪いことが起こっている訳ではなく、数字を見ながら定石通り対応すればよい

ということらしい。
なるほど。なんとかこのまま楽な状態でいかんかな~おねがいキラキラ

 

分化症候群にも程度があって、程度がひどければ症状が出ている筈だが出ていないので、心配する状況ではないと。分化症候群の目安となるAST、ALTも高い数値だが、深刻なレベルではないので、ベサノイドを優先したい、という事らしい。

ベサノイドがこのまま完封勝利してくれることを祈るお願い

 

世の中的にはGWが終わるタイミングだった。少し憂鬱な気分ガーンを抱えながら出勤した人も少なくなかったのではないかと思う。
でも、仕事できた方が幸せなんだよね。こっちはずっと病院のベッドの上だよ。当たり前の日常スーツがいかに大事かって事だ。

で、連休明けの7日は、ウチの会社の社長が見舞いに来てくれた。
忙しいのにすみませんねぇアセアセ長い付き合いなので心配してくれたのだ。元気な姿を見せられて、ちょっとは安心させられたかな。心配かけて申し訳ない。

 

直属の上司も一緒に来てくれたが、仕事は気にせず治療に専念しろと言ってくれた。この元気が続くのなら、ちょこちょこ遠隔で仕事しても大丈夫なんですけどねニヤリあせる

 

まぁ、今年はクールビズ期間は丸々お休みしてしまうかもしれませんが、必ず復活しますので今しばらくお待ち下さいませ。