みなさま、ごきげんよう
フランスでカウンセラーをしている
エイミーです。
パリのパッサージュに来ると
いつもレトロで不思議な感覚を覚えます。
ガラス屋根に覆われたアーケード街
パッサージュはその多くが19世紀前半に作られ
全盛期にはその数が200を超えていたそうです。
当時のパリは、歩道が整備がされておらず
馬車が通る度に、泥にはねられないように
気を使わねばなりませんでした。
歩行者専用のパッサージュは
ガラスの天井で覆われており、
雨の日もゆっくり散策出来る
絶好のショッピングモールとして
大変な人気を博したそうです。
しかし20世紀に入るとパッサージュは衰退します。
その理由の一つに百貨店の登場があげられます。
開放感溢れる
吹き抜けの高い天井とその広さ
当然のことながら、商品の品揃えでも
パッサージュの比ではなかったはずです。
写真の
『Passage des Panoramas 』
パッサージュ・デ・パノラマは
現存する20ほどのパッサージュの中で
一番歴史が古く、1800年に建設されました。