日差しが柔らかく暖かくなってきました。
今日は日曜日。
仕事上、平日より仕事は忙しいのだけれど
何故か今日は体に染み着いている普通の「日曜日」の感覚。
子供の頃、家族でおばあちゃんに会いに行ってた時の事を思い出しました。
おばあちゃんは、車で片道2時間ほどかかる
特別養護老人ホームで暮らしていました。
おばあちゃんに会いに行くための長距離ドライブが大好きだったんです😊
ただ…ホームが近づいてくると、おばあちゃんに会える嬉しさと同じくらいに緊張もしていました。
今日は、お母さんのこと、私のこと、妹のこと
すぐに思い出してくれるかな?とか
一緒に暮らしているおばあさんとけんかしないかな?などなど…到着着寸前は緊張のピーク。
でも、おばあちゃんと顔を合わせるとすぐに
さっきまでの緊張がふっと解けていました。
自分の事をすぐに誰だかわかってくれる時も、誰だっけ?という時もあったけど
「会えた」というのが1番で緊張の糸がほどけていたのかもしれません。
その気持ちは、お母さんも一緒だったとは
思うけれど
帰り道のお母さんは
口数少なく静かで、何かこう考えごとをしているような感じでした。
母の心中はやはり複雑で…頭でわかっていても
やはり今の状況に対しての戸惑いはぜったいにあったはずです。
いつもとは明らかに違うお母さんということは気づいていたけど…何も言うことが出来ませんでした。
大人になった今は?
何か言えるかな?そんな事を思ってみたり
したけど…
きっと何も言えなかっただろうな…
今日みたいに
春の柔らかい日差しの暖かい日曜日。
おばあちゃんに会いに行く道のりの景色、
おばあちゃんに会える嬉しさと緊張感。
思い出と共に
「母」を想う気持ちは
あのときのお母さんとちょっとだけ似てるかもしれないなぁと感じた今日なのでした。