ご無沙汰しております(*^^*)

指先ひとつで生まれる物語「繭花アート」

養蚕文化の異端児、繭花アーティストの堀越瑞絵です。


今日は、天蚕(テンサン)の熟蚕(ジュクサン)に
逢いに行ってきました(*^^*)


天蚕とは…

野生の蚕、野蚕(ヤサン)の一種です。


対照的に、

養蚕農家さんが飼育しているのは家蚕(カサン)と呼ばれます。


熟蚕とは…

繭糸を吐く準備ができて
体が少し小さくなり透き通ってきた蚕のことです。

ズー様とも呼ばれます。


体が透き通って見えるのは?

蚕が食べた桑の葉が、蚕の体内で消化されて体液になります。

熟蚕前の蚕は桑の葉を食べるので桑の葉色が体内にあります。

桑の葉を食べなくなると、桑の葉色がなくなり、
体液のあめ色になります。


ローザで観察するとわかりやすいです。

5齢のローザ。
腹部の途中まで桑の葉があるのがわかります。

ローザ5齢

熟蚕のローザ。
桑の葉がすべて消化されて、
体液の黄色がそのまま体の色になっています。

ローザ熟蚕


天蚕が腹脚(フクキャク)で枝をつかんでいる姿に

キュンと、ときめいて撮りました♡

天蚕



腹脚とは…

蚕の腹部にある左右4対8本の足です。

成虫(カイコガ)になると無くなります。

歩いたり、枝をつかんだり、足場の確保に使われます。


蚕の足は他に、胸脚(キョウキャク)と尾脚(ビキャク)があります。


胸脚とは…

蚕の胸部にある左右3対6本の足です。

桑の葉を持ったり、食べる時に使われます。


尾脚とは…

蚕の腹部の末端にある左右1対2本の足です。

成虫(カイコガ)になると無くなります。

桑の枝などにつかまる時に使われます。


野蚕は、野生の「逃げる」(身を守る)習性があるため、

脱走を視野に入れた飼育方法になります。

また、天蚕はクヌギなどの葉を食べて成長します。

天蚕の繭色は、光合成によっても色が変わってくるそうです。
繭って、奥が深い♡


指先ひとつで生まれる物語「繭花アート」

養蚕文化の異端児、繭花アーティストの堀越瑞絵でした(*^^*)


これからも養蚕の「本当」を知りたい方へ、伝えていきます♡