断捨離の話なんですけど。


「これは絶対に手放す日は来ない」と決めつけて、長年「いる・いらない」のテーブルにさえ上がらなかったものがあります。
それは定番の「思い出の品」です。
 

頭の振りすぎのせいか過去の記憶があまりないので、

せめて当時の「感情」だけでも思い出させてくれるものは貴重で。
とはいえ、今とは違うタイプのウジが頭に湧いていたため、

ほぼほぼ良くない感情なんですけど。クマムシくん
 

それでもその頃の強い衝動や、思い入れと言うか、執念と言うか、怨念のようなものがそこにおんねん…

 

 … …

当時好きになり過ぎて暗黒面のフォースに取り込まれてしまったGのHさんにまつわる物も然りですが、
世界を憎むあまり、いつか天使がすべてを浄化してくれる日が来ることを待ち望む、お手本のような厨二病を患っていたためw、天使を題材にした漫画を読み漁っていまして。

 

今は、気に入らない奴は殴ればいいと思ってますが(オイ)、当時は割と繊細でして。
もう失ってしまった、その頃の繊細さを思い出させてくれる、どこか甘酸っぱい(そうか?)思い出として、それらの漫画をずっと捨てられずにいました。


わざわざ存在感を消すために、巻数を示す数字だけを印字したお手製の真っ白ブックカバー(ただの厚紙)に身を隠し、何年も読まれることもなく、ただただ本棚の片隅にひっそりと。

過去に処分しようと思ったこともありましたが、念のためにと読み返すと当時の気持ちが戻って来て、結局処分できないという断捨離の負けパターン陥っていました。
 

が、今年急に「本棚を整理したい!」という発作が起き、一度発作が起きるとやらずにはいられないSAGA。

気付くと、読み返すことなく袋詰めしてました。

 

ブログのため一部取り出して撮影。


全部で40冊くらいですかね。

あんなに大切なものだと思っていたのに、ブックカバーを外す作業をしていると、シミや黄ばみを発見したりして、とたんに価値のないものに思えてきて。

いや、自分以外には価値がないと分かっていたからこそ手放せなかったんですよね。

シミのある漫画なんて売れないので、手放す=捨てる(ゴミ)なのが悲しくて。


しかし、1度冷めてしまうと、1秒でも早く目の前から消えて欲しいw
そのまま資源ゴミに出すのが一番早いのですが、

病んでいた私を支えてくれたバイブルたちなので、くっそ重たい思いをして古本墓場(ブックオフ)へ持ち込みました。


予想通りすべて買取不可の資源ごみ行きですが、この無駄な労力が本たちへの敬意だと思っているので、そんな自虐儀式を経てあと腐れも後悔もなくすっきりお別れできました。


大人になったら、当時思っていた天使とは違う天使が舞い降りて世界を照らしてくれたので(痛)、もうその時の感情ごと不用品です。


そして、1冊まるまる天使の絵を描きまくっている怖すぎるノートも処分。

うまく描けているものだけスマホで撮影して、データとして残しました。

まあ、記念ってことでw


そして、漫画の他にももう1つ、ずっと捨てられなかった思い出の品が。
それはなんと、中学の時の初彼女からもらった、壮大なラブレター(と言う名の分厚いノート)です。


…色々とツッコミどころありますよねーw指差し


当時、別れを察知した彼女が、いかに私のことを好きか、別れるくらいなら私を殺して自分も死ぬ、いやもう生きていてくれればそれでいい、生まれてくれてありがとう、でも嫌いにならないで、好きすぎて滅←というような狂気に満ちた迷走を数十ページにも渡って書いてあるノートで、ほぼ呪いの書ですよね。

思い出が重いで~(さっきから
 

 

もらった時は素直に嬉しかったし、人生でここまで人に狂信的に好きになってもらえることってそう無いだろうし、ありがたいですよね。
他人からしたら呪物そのものですが、私にとっては自己肯定感爆上がりアイテムとして、ずっと捨てられずにいました。


さすがにこの歳までそんな呪物を保管している自分のヤバさは自覚していますw
でもこれこそ青春の思い出ってやつですよ。

全然キラキラしてませんがw


そんな思い出のノートともついに決別しました。
冷静に思い返してみると、そういえばアイツ、最終的に男に走ったな、とwwww
あんなに私への思いを書き連ねていたくせに、数年後に男のとこにいったぞ、とwww

 

まーそれは置いといて。

とても好きだった人の思い出なので持ち続けていましたが、彼女のためにももう成仏させてあげましょうとw

燃やすわけにもいかないので、封筒に入れてガムテでぐるぐる巻きに封印して捨てました。

南無~魂

断捨離あるあるだと思いますが、

「いや、これは捨てないでしょ」と思っていたものも、実は刷り込み・思い込みで、
ある日ふと急に、「あれ?別にいらなくない?」となる「お別れのとき」が自然に来ます。
なので、なるべく定期的にすべてのものをフラットな目で見つめ直す機会を設けるようにしています。


そのときがまだ来ていないものは、別に無理に手放さなくて良いかな~という、甘くてぬる~い断捨離をモットーにやっております。

全てを捨て去って殺風景な家になってしまったら、逆に変なインテリアとか買いそうだしw
一気にドーン!より、ちょっとずつ何度もスッキリ♪の快感を繰り返す方が、自分には合ってるなーと思います。

 

断捨離は「ときめくか・ときめかないか」とよく言いますけど、

「あんまなんとも思ってないけど、別に嫌いじゃない」も、残したって良いじゃないか!

苦しんでまで捨てなくたって、死にやしないじゃないか!

それによって不都合が生じた時が、「捨て時」なんでしょうから。

そんなわけで、この夏、本棚が2段だけ空白になったお話でした。


どこを目指しているか分かりませんが、まだまだ道は長い。