2016年10月25日
クリスマスイブ二ヶ月前。




一仕事終えた男の顔。

後ろの洗濯物の山が
慌ただしさを物語る。


病院に連れて行くまでの小一時間。





足のツメが
気になって
気になって
仕方ない兄ちゃん。


ひたすら
ぺよっ
ぺよっ
ぺよっ
ぺよっ
ぺ…っ!!!!!


とびあがる瞬間
目の当たり。



そのあとの彼の駆け寄る姿と

『やっちまったぁ。かーちゃーん!!』

的な表情が目に焼き付いている。




(当然)また出血が多くなり
とりあえず圧迫止血を試みる母。



押さえられた後ろ足を

ヘコっヘコっヘコっヘコっ

プチ暴れ兄ちゃん。



何がいけなかったのかは
ご想像にお任せですが…。


そろそろかと圧迫してた手を放す母。


カチ。


母『かち?』

母『ひっ!』



ツメが落ちた!!!
ハッとして指を見るまでもなく
床で気づく



ぽた

ぽた

ぽた

ぽた

ぽた

ぽた

ぽた



ぎゃあああぁぁぁあー!
いゃああぁあぁぁああー!
ぽたぽたしてるぅぅぅう!!



どうにもこうにも
血が止まらない状況に。

ついでに自分の血の気も引いていく。


あわてて動物病院に2度目の電話。
半泣きで状況伝える。

『あー…はいはい。大丈夫ですよぉ~連れてきちゃって下さい~』

さすが先生慣れたものである。



病院に到着。
早速診察。

先生『あー…。』
母    『…これが取れたツメです。』
先生『はー…。(同時に診察台の血に気づく)』
先生『とりあえず、奥で止血の処置しますね。』



処置の間
兄ちゃん

ウンとも
スンとも
言わない。

こちらも状況わからない。



20分くらいして
エリザベスな兄ちゃん出てくる。

もー、借りてきた子猫のようだ。




↓↓先生から説明↓↓

結果
原因:何故折れたのかはわからない。
処置:包帯で圧迫止血(一日→それ以上だと壊死してしまう)
処方:抗生物質(朝晩5日間)
補足*圧迫止血で取れたのなら病院でも抜いていた可能性大です。
       *折れたツメは今後、伸びてくるかわかりません。
       *伸びてきても、元どおりではなく小さいとか弱々しいツメだと思います。





だってさー。



とりあえず
大丈夫そうで
…良かった。

あられもない姿だけど

仰向けにしないとエリザベスが邪魔で(笑)



圧迫止血の布。

マジで恐怖だった。


どうやって連れて行ったら良いのか
ホントに困っていた。
(うちのワンコは見るもの全てに吠えかかる&飛びかかる残念なコ↓↓)


結局、下にバスタオルを敷いた
ソフトケースで連れてきました。