本来、寛仁(ともひと)親王殿下薨去(こうきょ)の報に接し、私自身今日一日静かに過ごそうと思っておりましたが、テレビ、新聞各社の報道があまりにも不敬極まりなく感じ、ブログを書くことにしました。
※寛仁親王殿下の寛の字は、足の上に「ヽ」が付く字ですが、昨日の私のブログで正しい字を書いたところ、表示されませんでしたので、「寛」の字を使用させていただきます。
皇族がお隠れになった場合、天皇・皇后・皇太后・太皇太后は「崩御(ほうぎょ)」、親王、三位以上の皇族方には「薨去(こうきょ)」を用います。
宮内庁・官邸はどちらも「薨去」を使っています。
また、寛仁親王殿下は「三笠宮寛仁さま」ではありません。
三笠宮家のご長男であらせられますが、宮号は宮家の当主にのみ用いられるもので、厳密には次期三笠宮というお立場でしたので、「三笠宮寛仁さま」は明らかに誤用です。
正しくは寛仁親王殿下です。
寛仁親王殿下ご本人も、以前「『三笠宮寛仁親王』ではなく、『寛仁親王』が正しい」と仰られています。
しかし、各社新聞、テレビの報道では申し合わせをしたように「逝去」を使用し報じています。
皇族のお隠れを一般人と同じく扱うのは皇室や皇統解体の意図をもってのことではと思わざるを得ません。
こともあろうに産経新聞までが「三笠宮家 寛仁さまご逝去」
日本は一体どうなってしまったのでしょうか。
きっと、そんな細かいことどうだっていいじゃないか、どれも敬意ははらっていると思う人もいることでしょう。
しかし、そんな細かいことが大事なんです!
正しい日本語を用いて正しく伝えていくことは、正しく心を伝え受け継いでいくことでもあるのです。
いくら時代が変わろうとも、変えてはいけないこともあると思います。
私は今回のこの報道で、背筋が寒くなりました。
知らず知らずのうちに、2670年以上守られてきた皇室、皇統を、こうしたマスコミによって徐々に一般人と変わらぬ扱いにされ、解体へと誘導されてしまうのではないかと激しく危惧します。
少なくとも、このブログをご覧の皆様には、正しくご理解いただき、新聞・テレビの報道に違和感を持っていただきたいと思います。