『由らしむべし 知らしむべからず』(論語)

:人民を為政者の施政に従わせることはできるが、その道理を理解させる事はむずかしい。転じて、為政者は人民を施政に従わせればよいのであり、その道理を人民にわからせる必要はない。(コトバンクより)


私自身常々、国家を治める為政者は、一般市民が望まないこと、理解し難いことでも、国益のためならば成し得なければいけないこともあるだろう、と思ってきた。

これは、人の上に立つ経験がある人には、ある程度理解できることではないだろうか。

単に親子の間でも、そういう場面はある。

なんでも一般市民が望むことばかりを羅列して、結局立ち行かなくなったのが今の民主党政権ではないだろうか。

耳触りの良いことばかり言う人ほど信用ならない。


冒頭の論語は、今日発売された週刊新潮の西田昌司議員のインタビューの中で引用されていたものだ。

西田議員は衆参自民党でただ一人“公務員給与削減法案”に反対票を投じた。

記事では造反の真意が語られている。
内容はすとんと得心がいった。

その最後、

以下引用

:〈由らしむべし 知らしむべからず〉
という論語の言葉があります。
民衆に施策について理解させるのは難しい。だから“本当のことを言う必要はない”という意味に解している人が多いようですが、違う。
理解することがなかなかできないからこそ、納得させる必要がある、ということですよ。
政治家が“本当のこと”を隠して、国民受けする話ばかりすればこの国はつぶれます。
理解しにくいことでも、国民が納得できるよう、地道に説明しなければなりません。

以上引用終わり


西田議員の日々の活動をみれば、その言葉は真剣で、日本のために少しの努力も惜しまないというのは容易にわかる。
理解されにくくとも必要だからこそ、心血を注いで発信し続け、説明し続けている。

`政治家は本当に仕事してるの?´なんていう声も聞こえる中、命懸けで仕事をしている議員はちゃんといる。

しかし問題なのは、人民、一般市民、国民だ。

どうしてもテレビの聞きかじりで世間話をする。
どうでもいいことばっかり。

自分が投じる一票の重みを肝に銘じ、自分で求めて、自分で見極めなければ、その全ては結局自分自身に返ってくる。


由るために知るべし!

私自身にも言い聞かせたい。