「レ・ミゼラブル」を観ました。 | 女子クリエイターの徒然レビュー

女子クリエイターの徒然レビュー

女子クリエイターによる、展示、映画や読んだ本のレビューです。

新年一発目の映画はこれ。
世界各国でロングランされていた同名のミュージカル作品の映画化。

一言で言うと大作!とてもダイナミックで、世界観に引き込まれた。これは劇場で観るべき作品だ。
罪とは、正義とは何か、がテーマ。

優しさ故の出来心である罪を犯してしまったことで19年牢獄に入れられ、仮釈放されながらも、過去の自分を捨てるため、人生をリセットすることを誓う主人公のジャン・バルジャン。市長として新たな人生をスタートさせた彼は。しかし1人の女性と出会い、また運命が大きく揺さぶられる。そしてまた再び永遠のライバルである、警官のジャベールに執拗に追われる羽目に。何かこの設定が銭形警部とルパンみたい、と思ってしまった。

もう一人の主人公の、ヒロイン・コゼットは、幼い頃自分を救ってくれた「パパ」(ジャン・バルジャン)の過去を知らない。やがて成長した彼女の前に、運命の相手・マリウスが現れる。二人同時に一目惚れして恋に落ちるのだ。(あり得ないんだけど、ミュージカルだから有り。)コゼットのキラキラした瞳がとってもキレイ。

喜び、哀しみ、怒り、愛情、嫉妬、憎悪、・・・人間のあらゆる感情がぶつかりあって、色んな登場人物に感情移入出来てしまう。

そしてすごくこの映画、長い。正直、一瞬寝てしまった。
何故なら、ミュージカルなので、ほぼ台詞はゆーっくり歌いながら進んで行くのだ。途中、「ああもう早く言えよ」って思ったけど、後半は慣れて来た。

最後のシーンは、圧巻!感動大作でした。