去年の今頃は
出掛けるたびに
こちらのマークを
探すのが日課でした
オストメイト用
（人工肛門の人用）の
トイレです
お腹から出ている腸を
パウチでカバーしているため
便はお尻ではなくパウチに溜まります
そのパウチをキレイにしやすい
仕様になっているトイレが
オストメイト用のトイレ
自分がオストメイトになるまで
全く知らなかった
このマーク
人工肛門の手術をする前に
たくさん調べて
学びました
今は閉鎖しましたが、
自分がオストメイトになってみて
感じたこと
もっともっと
オストメイトの事を
沢山の人に知ってもらいたい
子供のうちから
学校の授業で教育して貰いたい
職場でも
研修内容に入れるなどして
もっと沢山の人に知ってもらいたい
人工肛門は
自分の意志で排便
コントロールができない
だから静かな場所とかで急に
ガスが出たりするとパウチに反響して
結構大きな音が出たりする
ちゃんと消化されずに出てきちゃうので
貧血になりやすい
電車では座りたいんだけど
優先席はいつも満席
優先席は本当に必要としている人が
使える環境になればなぁと思った
食後2時間くらいすると
どんどんうんちがパウチに溜まってくる
急いで便を捨てないとパウチ破裂の
危険性が⚠
そういう時に限って
オストメイトのトイレに
学生さんが複数で入っていたり
普通のトイレが混んでいて多目的トイレ
に人が並んでいたり
こっちはガスの音を隠しながら
まだかまだかと必死
もっとオストメイトが
社会に広く認知されれば
みんなにとってもっと住みやすい
社会になるのでは
それにはやはり教育が必要
学校でも職場でも少しでも
知る機会があればもっと
浸透するはず
そんな事を考えさせられていた
あの時から気付けばもう
1年
未だにこのマークを見ると
こんな事を思いだす
のでした