またまたすっかり空いてしまいました。
10年以上使っていたパソコンが具合が悪くなり、
やっと新しいパソコンが使えるようになり久々のBlog。
近況としては、2月とは思えない暖かな陽気の昨日、
世田谷に小さな集合住宅を建てる、その地鎮祭でした。
2022年の夏に建築家さんは決まったのですが、
近年の建築費の値上がり、人手不足等2024年問題で、
建築会社がなかなか決まらずでしたが、
やっと良いところが決まり、来年春には完成予定となり楽しみです。
今日は、2月6日に88歳で亡くなられた世界のマエストロ
小沢征爾さんについて、久々に書き留めておかなくては、、と思いました。
というのも、録画しておいたNHKの追悼番組を観て衝撃を受けたのです。
2002年のウィーンフィル・ニューイヤーコンサート!
大学生の頃かな、、「ボクの音楽武者修行」という自伝を読んで
とても面白かったのは覚えている。
1973年からアメリカのトップ5であるボストン交響楽団の音楽監督を29年務められ、
タングルウッド音楽祭にも君臨。
こちらへは、NY駐在中に一度行ったことがある、夏の素敵な音楽フェスであった。
2002年からの、ウィーン国立歌劇場音楽監督を務められたというのは
とんでもなく凄いことだろう。クラシックの本場、しかもウィーン。
凄い方だということは存じていたのですが、
私はそもそもクラシックにはあまり興味がなく、
ニューイヤーコンサートだけはバレエも目的で最近は毎年観ているが、
この方の指揮をつくづく拝見したのは恥ずかしながらはじめてで、
その表現力たるや、すっかりファンになった。
指揮棒を使わず全身、表情で表現する彼の音楽に魅了されてしまう。
指揮だけ見ていても面白く引き込まれてしまうダンサーである。
一緒に演奏している団員の楽しそうなこと!
真に純粋な方なのだな。
最後の「美しき青きドナウ」では恒例のバレエダンスがあり、
美しきマラーホフが踊っており、それも素晴らしかったのだが。
小澤征爾さんから、表現というのを改めて教えてもらった。
音楽の世界での日本人の誇り心からの感謝を申し上げます。