ペンタトニックに続き、ブルースのスケールの活用について。

 

まず、そもそも論として、

タイトルにブルースという言葉が含まれているからといって、

その曲がブルースとは限らない。

ブルースは、単に音楽の形式であるというだけでなく、

サウンド、フィーリング、音楽に対する姿勢、を意味する。

 

基本は12小節、Ⅰ7、Ⅳ7、Ⅴ7の3つのコードを基本としているが、

ビバップ期には、より複雑なブルース・チェンジとなっている。

 

ブルースのすごいところは、

一つのブルーススケールで全て弾けてしまうところ!

(例えば、Cブルース・スケールで、C7、F7、G7を網羅!)

 

ペンタトニックが演奏可能なコードでは、

ペンタトニックの短3度下のブルーススケールが演奏可能である。

 

例えば、

Dm7では、A、D、Eブルース、またはマイナー・ペンタトニック・スケール

G7では、Eブルース、またはマイナー・ペンタトニック・スケール

C△7では、A、Eブルース、またはマイナー・ペンタトニック・スケール、

 

Dm7、G7、C△7では、Eブルース・またはマイナー・ペンタトニックが演奏可能。

 

音符         音符         音符

 

今日、昼のニュース番組に池上さん&増田ユリヤさんが出ていて、

アメリカの人種差別について、話されていた。

黒人への差別の歴史、未だ解決されていない問題。

 

そして、彼らが生み出したもの、Jazz、ゴスペルが紹介されていた。

 

こんなに素晴らしい音楽文化を生み出してくれて、

素晴らしいミュージシャンが沢山いて、、

わたしたちは恩恵を被っている。

 

人種差別の心は捨てなければならない。