リハモ。これもちゃんとわかってはいませんので取り上げます。
マーク・レヴィンさんのご本、468ページ中、
その大部分が、スケールとリハーモナイゼーションについてです。
すると、これらがジャズの2大重要課題なのでしょうから、
とてもここで今日まとめられる話ではありませんが、
いくつかのサイトを見てみましたので、少し簡単にまとめてみたく思います。
リハモとは、ハーモニーの書き換え、再構築、を意味する。
既存の楽曲をリハーモナイズすることは、メロディをサポートするオリジナルのハーモニーに
新しいカラーを与え、聞きなれた楽曲に新鮮な味わいを付加する。
、、のだそうです。
オリジナルの譜面をまったく変えてアレンジすることもリハモですが、
決まっている楽譜、コードの上で、違うコードと考えて演奏してもOK
というリハモをまずは知りたいと思います。
基本的な主だったところは、こんな感じでしょうか。
例えば、メジャー Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅰ△7 の場合、
①代理コードによるリハモ
Ⅱm7 → Ⅳ△7
Ⅴ7 → Ⅶm7(♭5)
Ⅰ△7 → Ⅲm7、 Ⅵm7
上からそれぞれ、サブドミナント、ドミナント、トニック、の機能をもつコードとなり、相互乗り入れができます。
②裏コードを使ったリハモ
例の、増4度の関係にある、ドミナント7thコード同士。(C7 ⇄ G♭7など)
③そのコードの前に、セカンダリー・ドミナント、あるいはサブ・ドミナントを入れ、解決させながら進行する。
例えば、
Dm7 →G7 →C を、リハモして、
Dm7 →D7 →G7 →D♭7 →C も可能。
あとは、ソロの場合なら、他の人に迷惑をかけないので、もっと自由にできます。
モーダル・インターチェンジ的なことも可能になり、
ドミナント7thをディミニッシュに変えたり。
自由自在にリハモができると、ジャズはより面白くなるようである
そのうち、コルトレーン・チェンジを理解できるようになりたいと思います
⬇️は母の日の、娘からの手作りマスク
家にあった古い着物で作ったものと、自分でデザインして刺繍した2パターンあり。
テレワークで、ものづくりに目覚めた模様
自粛が解除されても、マスク生活は当分続きそうですね、、
大変重宝しそうです