昨日は、小曽根真さん率いるNo Name Horses、そのビッグバンドを
5人で演奏してしまおう、というコンサートでした。
ピアノ 小曽根真
トランペット エリック・ミヤシロ
トロンボーン 中川英二郎
ドラム 高橋信之助
ベース 中村健吾
前々から、一度エリック・ミヤシロさんの演奏を生で聴きたいと思っていて、
小曽根真さんの演奏を聴きたい、という、バレエの友人と観に行きました。
先月は、近くの姉妹ホールで、バレエの発表会でしたが、
この猛暑の前でよかった、といいながら向かいました。
蒲田のホール アプリコは、初めてでしたが、駅からも近くて、
綺麗で明るく広々した良い会場です。
そして、コンサートですが、いやはや素晴らしかった!!!
小曽根さんのソロから始まり、ビッグバンドの定番ソング、ニューオリンズ・ジャズ、
エリック・ミヤシロ&中川英二郎の2管だけでのあの洋楽、
ピアノ・トリオ、、、
小曽根さん、ミヤシロさん、中川さんのオリジナル、それぞれ数曲。
知っている曲は、2管でのパッヘルベル・カノンのコード進行に載せたTears In Heaven だけでしたが、
集中力途切れず、最初から最後まで聴き入りました。
エリックさんと中川さんで、ハモるように吹いているその響きが素晴らしく、
それぞれに色々な音色を使い分けていて、ボーカルもできればこうありたいな、、と思いました。
その元気な長男、次男を支えるお父さんのような
小曽根さんももちろん素晴らしく、ベース、ドラムもよかったです👍
技術が素晴らしい上に、5人の息が合って響きあっている。
ビッグバンド要らないね、と言っていましたが^^;
すごくよい組み合わせでした。
そしてそして、さらに驚くことが〜
アンコールになって、小曽根さんが「会場にある歌手がいらしています」と言って立ち上がったのは
なんと、さだまさしさん!!!
そして、流暢なMCのあとに歌われたのは、Jazz演奏にのせた「防人の歌」。
これには特に感動いたしました。
すごく哲学的な歌詞で、Jazz演奏でいつもとは違う、すごくいい〜
さださんはJazzにも合うな〜歌唱力にもびっくりしました。
アメリカ原住民の言葉で、音楽を司る精霊をKokopelliというのだそうで、
エリック・ミヤシロさんの曲のタイトルでもあったのですが、
まさに精霊競演の、夢のようなステージでした。
音楽は人、自然に、幸せやエネルギーをあたえ、
豊穣をもたらす精霊
コンサートの余韻と音楽、Jazzの素晴らしさを再確認しながら、
楽しく家路につきました。