音楽遍歴 現代史。
2年目 Jazz がいよいよ始まった。
~自分のダサいアドリブに耐えられるか~の巻。

一年目に導入として、一般的なコード、アルペジオなども練習してから、
9ヶ月くらい経って、お待ちかね!「Take The A Train」からスタートです。

この1曲に4ヶ月くらいかかって、徹底的に、基礎的な練習の仕方を教わりました。
テーマ、コード、アルペジオ、スケール、コードトーン、クロマチック・・
トリオでの演奏の仕方も教わり、
次の「枯葉」が終わった頃、初めて発表会に出ることになりました。

曲は「A Train」です。
最初、会場であるKing’s Barの扉を開くのが、どんなに恐ろしかったか・・
他の方の演奏を聴くと、ますます緊張しちゃって。
生きた心地もせず、アルコールを少しいただいて、演奏に臨んだのを覚えてます。

その時の録音、とってあるかな・・とiTune見てみたら、やはりありません。消してます。わたくし、自分のダサい演奏を聴くのに耐えられず、録音はすぐに消去してしまいます。
特にこの1年目のは、それはひどいもので・・

練習しててもこれがイヤでした。
最初、それにいかに耐えるか、がポイントかもしれません。

それでも希望を捨てずに続けられたのは、
TH先生が、短期ビジョン、長期ビジョンを描いて、励ましてくださったからでしょうね。
感謝のことばもございません。

その後、新年のお楽しみ会で、嵐「果てない空」の弾き語りをするために、3ヶ月間Jazzはできませんでしたが、人生初の弾き語りに挑戦し、この面白さにも目覚めてしまいました。

そして、その3ヶ月後の2回目の発表会で、心を入れ替えることになるんです。

大好きなエラ・フィッツジェラルドのA Train スキャット