勝手に栄養学の 第2弾 炭水化物編をお送りしたいと思います。

「全体食」という概念がありますね。
穀物なら精製しないで、なるべく玄米とか、全粒粉。お魚などは大きな魚の切り身よりも、頭から食べられる小魚。野菜もなるべく皮まで食べちゃうとか・・

なんで全体食がいいかっていうと、せっかく取った栄養が上手く体の中で代謝しないからですね。食べ物を丸ごといただくと、代謝に必要な微量栄養素も自然とバランスよく摂れる傾向にある。

お米を例にとると、白米でカロリーをとっても、胚芽やヌカの部分にそれを燃やす、マッチの素のようなものがあるので(ビタミンB群)それを摂ったほうが明らかにカロリーが上手く燃えるのです。

白米はまだいい方で、危険なのはお砂糖の摂り過ぎ。アルコールも。
「空のカロリー」の代表選手を沢山とってしまうと糖尿病予備軍になってしまいます。
ちなみに、糖質の摂り過ぎは糖尿病、タンパク質の摂り過ぎは痛風、脂質の摂り過ぎは血液ドロドロから血管のトラブル~脳や心臓にくるパターン。
(わたしもスイーツ大好きなんで、量を控えなきゃと検討中・・)

炭酸飲料水の飲み過ぎも「きれやすく」なるとか、古い話ですが浅間山荘事件も犯人達はカップラーメンばかり食べていて精神的におかしくなったとかいう説もありますし、精神のビタミンとしてもB群はとても大事なのです。


それで、主食についての、わたしのオススメは発芽玄米
温度管理(30度で5時間ほど)ができれば、ちゃんと発芽しますが、わたしが使っているのは、ヨーグルトメーカー。(1度毎の設定ができて、発芽玄米だけでなく、ヨーグルトもサワークリームも甘酒なんかも作れます。フル回転。)

ほんとはオール発芽玄米にしたいのだけど、家族のブーイングに遭うので、発芽玄米1に白米2で炊いているが、白米と同じように炊けるし、消化もよいようだし、ギャバという抗酸化物質も生成されるとかだし、何よりとっても美味しい。
そうだ、明日から、割合を半分にしちゃおう!
(うちでは白米はたまのご馳走~なのです。)

それから、麺類ならお蕎麦が優秀選手。かなり精製度が低いし、良質なタンパク質を多く含んでいるし、お蕎麦に含まれるルチンは血管を丈夫にする。
(そうだった~これから週1は蕎麦だな!)
パンももうちょっと全粒粉のパンが充実してほしいよね。

玄米に変えるのが無理だったら、サプリメントという手もありますが、ビール酵母(エビオスとか)もオススメ。ビタミンB群の宝庫。
これはビールを作るときの残りカスらしいのですが、こっちのほうが断然栄養があって、けっこう食べられる。
ゼミの先生が糖尿病になられて、かつてお勧めしたところ、何十年も摂っていらしたとのことで、感激いたしました。

しかし、主食を玄米にしたら、ダイエットにもなるし、成人病にもなりにくいし、精神安定にもいいのにね、そんなに白米って美味しいのだろうか?


Fly me to the moon をいろいろ聴いてみた。こちらもよかったです。