2024/5/1

東京ガンダムひとり旅の熱も冷めやらぬまま、パートナーと泊まりがけの旅に出かけました

当日は朝から雨が降ったり止んだりしてましたので
いつもならバイクで駆け抜けるルートを、乗用車でゆったり走ってみます

いつも言われるんですよね
「あなたはバイクに乗るとグレーのアスファルトしかみていない」
「ツーリングというものはもっと景色を楽しむものです」
…スイマセン

宿は京都府舞鶴市にとり、そこまでノープランの行き当たりばったり
これをパートナーは〝行き当たりばっ旅〞と申しております

岐阜県から国道303号を西へと進み、滋賀県へ
そういえば、このルートだと気になるお店があったよな…寄ってみよう
滋賀県長浜市木之本町の
〝つるや〞


ツーリングで通りかかると、お店の前にいつも人だかりができていたんです


これか?
お店に入ると正面にドーンとならんでいるのが
〝サラダパン〞
タクアンが挟んであるロールパンだそうです
小倉あんとパンという文化圏に属している身ですが、沢庵とパン?
味の想像ができませんが、旅のともに購入

旧街道の門前町みたいだね、と話ながら歩いていると、杉玉が目に入りました


〝冨田酒造〞


湖北の地酒〝七本槍〞
山田錦 純米 垂れ口直汲生原酒
希少で残り少ないと伺いましたので、お土産に一本


〝七本槍の酒粕生チーズケーキ〞
を店先でいただきました
口どけの良いチーズケーキに、ほんのりとした酒粕の香りがただよって、とっても美味しい♪
容器は〝利き猪口〞なので、持ち帰るようにと洗っていただけました

酒店のかたが親切に地域の説明もしてくださり、まちあるきマップを貰いました
なるぼど、北国街道の宿場町なんですね!

木之本から国道8号を北上して福井県へ、敦賀で国道27号を西に進みます

縄文博物館があるらしいので、三方から国道162号を西へ


福井県若狭町、三方五湖の三方湖ほとり
〝若狭三方縄文博物館〞


初見は古墳かと思いましたが、

竪穴式住居を模したデザインだそうです
縄文土器や丸木舟の展示が目を引きました

お隣の
〝福井県年縞博物館〞
に移動します


三方五湖のひとつ、水月湖の湖底に堆積している〝年縞(ねんこう)〞の実物を展示されています
写真は実際にボーリングされた堆積物を薄くスライスしたもので、考古学などで年代を決定する「世界標準ものさし」になっているそうです


どちらの施設も興味深い展示ばかりで、とても勉強になりました

あっという間に閉館時間になってしまい、海沿いの国道162号~27号を西へ走り、舞鶴市へ

ホテルには夕食をお願いしませんでしたので、チェックイン後に街ブラをしながら食事のできるお店を探します


東舞鶴の八島(やしま)商店街のアーケードが目を引きます
昭和に建設された工場で、これによく似た形状の鉄骨を見たことがあります
とても懐かしい雰囲気のするアーケード街ですね

ホテルの周辺をひとまわりすると、白いのれんのお店がありました



こういうときは、パートナーの「野生の勘」が発動しますので頼りになります
〝いけす料理 卑弥呼〞
おじゃましてみましょう


舞鶴は〝肉じゃが〞発祥の地だそうですね
〝岩がき〞を初めて食べましたが、身がしっかりしてますね
お酒は〝杉山〞
パートナーによると、香り高くすっきりとしてとても美味しいそうです
彼女のお酒の評価は、友人によるとピカイチらしいので信用できるでしょう
僕はお酒の味のわからない男と言われてるので、評価は控えますが気持ちよく酔えました


本日造り盛り(二人前)
鰆(さわら)って、こんなにクセのないしっとりとした味なんですね、美味しい
若い頃は肉ばかり食べていましたが、この歳になってやっと魚の美味しさがわかるようになってきたのかもしれません


鯛釜飯は骨もなく、ふっくらと良い香りがしました

二人で今日の旅を振り返りながら、とても素敵なひとときを過ごせました
ありがとうございました

つづく