男社会で生きる女はどれだけ辛いのだろう


私の指導員は悪びれもなく私にこんな言葉を投げかける

「お前で良かったよ。関取みたいな無愛想な子が来たら萎えてたし」


テレビ番組では中年の男が並べられたアイドルから1番の女は誰かを決めている


私以外女がいない会議では、上司は声色を変えて部下の男にきつく指導している


「女として1番の時期を逃してはいけない」

休憩中、ハンバーガー屋で放たれた指導員のその忠告が耳から離れない


恋人と体を重ねたとき、上手く進まないと怖くなる


花は枯れかけているのだろうか