幼い頃、周囲が一瞬ぼやけて、妙な頭痛と共に


あれ、なんで生きているんだっけ

あれ、ここどこだっけ

私って何だ?


となったことがある人はいるだろうか。


それは私にとって突然、突発的に来るものだった。


最後に来たのは小学5年生くらいの頃だろうか

雑巾掃除をしているときだった。

誰の声も聞こえなくなり、周りがブワッとするあの感覚は一体なんだったのだろう。

まだ脳が未発達な小学生のただの幻聴と幻想だったのか

もしくは、前世の記憶が一瞬蘇ったのか

後者だとすれば死がいっそう魅力的にみえてしまう