こーいち、さようなら。そしてたくさんありがとう。
久しぶりにブログを書きます。
こーいち、10月24日未明早朝、13歳11ヶ月で永眠しました。
自分の気持ちにも向き合うため、そして何よりブログのタイトルにもあるリウマチと闘い続けたこーいちの最期をきちんとお知らせしなくてはと思いました。
こーちゃんね、日々元気に過ごしていたんです。
年々歳は感じるようになってたけど、リウマチともうまく付き合っていました。
だけど、今年の8月、大量の血尿が出てびっくりしました。
病院で診察を受け、膀胱のエコーで膀胱におそらく腫瘍であるものが映りました。
断定できないのは、貧血状態で検査の為に細胞をとる行為すら危険なこと、手術はもってのほかであったことが原因ですが、ほぼ間違いなく悪性のものでしょうと。
お薬もらって飲んでたんですが、いつ失血性のショック状態になるか分からないと病院で言われました。
はじめてこーちゃんがいなくなるかもしれないとこわくなった瞬間でした。
それから1ヶ月半経った10月1日、仕事から帰った私はこーちゃんに「ただいま」と言いに行き、異変に気づきました。
反応がない!!!
「こーちゃん!!こーちゃん!!」
呼びかけても反応がないし、病院へ行こうと抱き上げるとぐにゃっと体が重力に負けました。
これは、まずい、本当にまずい。焦りながら、車を走らせすぐ到着。
「どうしたらいいですか?」わけの分からなくなった私は、病院の先生に質問してました。
「今日は、輸血しましょうか・・・輸血でおそらく症状は改善してくれると思います」とのことでした。
輸血しながら酸素マスクをつけたこーちゃんはしだいに意識を取り戻し、視線が定まってきました。
「あぁ、良かった。助かったのね。」
本当にそう思いました。
だけど、先生の表情は硬いままでした。
「今度、こういう状態になったときのこと、ご家族でよく話し合ってください。」
そう言われました。
「え?なんで?それは、どういう・・・」
先生がおっしゃるには、この状態で、輸血して再生させてを繰り返すのは、わんこにとって、苦痛を伴うこと、こーちゃんは、リウマチと長く付き合って痛みをずっと耐えて生きてきたこと、これ以上の痛み・苦痛を与えるのは忍びないと。
ずっと診てきてもらった病院、はっとしました。
そっかあ、そういう考え方もあるんだ・・・生きることが苦痛になってしまうの?でも、輸血をすれば生きれるこーちゃんを輸血せずに見送ることなどできるのか、主人と話し込みました。娘とも話しました。
結論は、なかなか出ず。だって、どういう状態でも生きててほしい。そう思うのが飼い主。でもそれは、エゴなのかな。
思い悩む日々でした。
こーちゃんは、しだいにえさも食べる量がぐっと減って、手で食べさせないとほとんど食べなくなってきました。
こーちゃんが、そろそろなんだよと教えてくれてる気がしました。
そして、朝起きてきたら、こーちゃんは亡くなっていました。
それは、私たちが起きて来る少し前のことだったと思います。体はあったかくて柔らかかったからです。
私たちの腕の中で見送りたかったのに、こーちゃんは、私たちが思い悩むことなくいよう、自分で結論を出してくれました。
きっと、まだ息があったら、すごく迷って悩んだことでしょう。
こーちゃん、最期まで家族のことを想ってくれたんだね。そう思います。
でも、やっぱし一人で逝かせてしまってごめんね。本当にごめんね。
そして、私たちと家族になってくれてありがとう。あ、違った。私を家族に迎えてくれてありがとう。
主人とこーちゃんのほうが付き合いは長かったんだ。そこへ私とリビをまぜてもらったんだった。
おかげで娘も生まれて家族になれました。大切な家族、本当にたくさんありがとう。
こーちゃん、野原を走り回ってました。
躍動感あふれる一枚。
思い出がよみがえります。
本当にありがとう。大好きだよ、こーちゃん。
そして、さようなら。。。
虹の橋でたくさん走って遊んで待っててね。
こーちゃんのこと、応援してくださってた皆様もありがとうございました。
うちには、リビもちゃまもいてまだまだ賑やかです。
開脚肢のうさぎのちょこもももんがのカノンもお年ですけど元気です。
フェレットのフー太(老衰)、姫(副腎腫瘍)、うさぎのチェス(老衰)たちは永眠しました。
みんな、家族なんです。本当にありがとう。大切なみんな。