チェスを見て思い出すこと
チェスを家に迎えてから可愛くてしょうがないのですが、
おとなしくナデナデされてる姿やおいしそうにご飯食べてる姿を見てると思い出すことがひとつ。
それは私が小2の頃。
うちはとてもペットを飼える状況ではなく、ココナッツも「飼いたい」ということさえ心の中に隠しているようなコでした。
そんな折、知り合いの人に狩をする人がいて狩りの途中に『野うさぎ』を見つけたと家に持ってきてくれたんです。
動物に触れ合いたい・・・けど、その機会がなかなかなかったココナッツはそれはそれは嬉しかったです。
それでも親はまだ決心がつかないらしく、その晩は外に置いておく事になったんです。
翌朝、すごく早く目が覚めた私はいそいそと『野うさぎ』ちゃんを見に行きました。
そーーっとダンボールを開けると・・・・・・・・・・・・
いない。
いない、なんでいないの????
すぐに家族を呼んでいないことを話しました。
近所には草むらがたくさんあるような田舎だったので周りを探しました。
祖母が「あっ!!」と。
私が見に行くと「見ないほうがいい」と。
その時は何のことだか分からなかったけど、なんでもうウサギをみることができないのか、
抱っこすることも出来ないのか、とても理解できませんでした。
中学くらいの時にいたちかたぬきにでもいたずらされてしまったのだろうと聞きました。
なんであの時、家の中で過ごさせてあげれなかったのか・・・・・
悔やんでも悔やんでも「野うさぎ」ちゃんは戻ってこず
その場で説明を受けてきちんと自分の心の中で反省して出来事を正面から受け止められていたら
こんなに苦しい想いを今も思い出さずにすんだのか・・・
いや、そんなことはないのだろうけど、あの時のあの事をああいう終わり方で良かったのか未だ悩みます。
チェスを見てるとそんな悲しい想いを思い出すのです。
色んな思いを抱えながら生きてくって大変だなぁ。
チェス、あなたにはそんなことは絶対に起きないから安心して。
ココナッツ家族がちゃんとお世話するから
今日はチョット思い出話でした。。。