中心気圧895ヘクトパスカル、瞬間最大風速90メートルという

想像を超える規模の台風がフィリピンを襲いました。

マニラでも前日から政府が注意を呼びかけ、学校が休校になるなど

台風に備えていたのですが、

マニラは強風域に一時入っただけで、ほとんど雨も降らず

被害はありませんでした。


でも、情報網が復活するにつれ、台風が直撃したビサヤ諸島、

とくにサマール、レイテ両島での被害があきらかになってきています。

レイテ島では、台風による高潮で4メートル以上も潮位があがり、

一瞬のうちに多くの家々が飲み込まれてしまったらしいです。

1万人以上の死者が出た模様と報道されていますね。


サマール島はまだ道路などが寸断されてしまって、入れない地域もあり、

被害の全容があきらかになっていません。


サマール、レイテ両島は、フィリピンの中でも貧しい島々で

過去にも大きな災害にも見舞われてきた地域です。

家も流され、食料も医療も無い状況におかれた人たちが

たくさんいるようで、私も何も出来ないながら心配しています。


フィリピンの台風と聞いて、心配してくださっている方もおられるのではと思い、

とりあえず状況を報告しました。

(追記)
私の友人の所属するNPOアイキャンがレイテ島緊急災害支援を始めました。
皆様ぜひご協力ください。
詳細はアイキャンのホームページでごらんください。