このあいだの土曜日に、わが夫ことダンナサマが交通事故を起こしてしまいました。

夜、夫が出先からの帰りに娘を迎えに行って、

娘と娘の友達はSUV車の後部座席に乗っていたのですが、

夫も娘もお友達も無事でしたので、皆様ご安心くださいね~。


事故ったのは、うちから徒歩10分くらいの地点。

そこには魔の電灯がありまして、

数年前に道路を拡張したときに、

中央分離帯に移動されずに、道路にそのまま残されてしまった様子。

しかも道が少しカーブした後なので、遠くからだと見えなくて、

近くまで来て、「うわー、なんでこんなところに電灯が!」

ってなるわけです。


(*フィリピンは右側通行です。)

先週、私も夫と一緒に娘を迎えに行った帰り、

この電灯が変なところに立っているのを見て、

「あの電灯、あぶないよねぇ。暗いと見えないよ」

って、夫に言ったのを、私ははっきり覚えているのですが、

夫はよく覚えてなかったらしく。

そこにぶつかりました。


信号で停まったすぐ後だったので、

スピードはまだ出ていなかったらしいのですが、


左側の車線から、右側の車線に移ろうと、

右後方のトラックを気にしていたら、

急にバン!バンバン!と音がしたそうで、

全然見えてなかったんですね、この電灯が。

左側のタイヤにあたって、フードにあたって、

そして、車はゆっくりと右に倒れて、

ごろりと横転してストップ。

「もう一回転してたら、トラックに追突されるところだった」

と娘の友達は言ってました。


で、夫と娘、その友達は、3人とも、左側の窓から

車を出て、ジャンプして降りたそう。

「そのくらい平気よ、ダンサーだから、私たち」と娘。

結局、夫がハンドルをつかんでいた左手を捻挫した以外は

3人とも特に怪我らしい怪我も無かったので、ほんとによかったです。


でも、この魔の電柱、もう何台も追突してるらしい。

2年ほど前には、毎週のように激突する車があったとか。

じゃあ、なんで撤去しない?

なんでせめて蛍光塗料でも塗ってくれない?


と思うのですが、

こんなに事故があっても、そのままにされているところが

「フィリピンだなぁ~

と、ため息が出るところであります。


警察は電気会社が所有している柱だから動かせないと言い、

電気会社に聞くと、電柱は市の所有で、うちは電気を供給してるだけだと言います。

なので、市に問い合わせてみると夫は言ってますが。

土曜日の夜は、事故のあとレッカー車が来るのを待ち、

警察で調書を作ってもらい、

結局夫が家に帰ってきたのは朝7時近くでした。


車ですが、日本だったら廃車になるところだと思うんですが、

こっちの保険屋さんだと「直せば使える」って言うかもしれないし

どうなるのかまだわかりません。

しかし、この国、道路に急に穴が開いてたり、

建設資材が置いてあったり、

急に車線が無くなってたりするので

危ないんですよね~。


いずれにせよ大怪我がなくてほんとによかったです。



犬も乗せてなくてよかった。


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うなされちゃうよね。

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