私、雨の日の運転はきらいです。

特に夜は、運転したくない。

昨夜は台風の影響で、モンスーンが活発化して、大雨が降ってました。


夜遅く、リゾート・ワールドへ娘を迎えにいったその帰り。

ロータリーを回り、反対車線へ入る前に、

直進してくる車が通り過ぎるのを待っていたら、

後ろから「バーン!」と追突されてしまいました。


追突してきた車は、赤いピックアップ・トラック。


誰か降りてくるかと思ったら、誰も降りてきません。

最近は「ブンドル・ブンドル・ギャング」といって、

追突してきて、降りたところを狙う強盗とかがいるので、

一人だったら、ほんとに困った~と思うんです。


ちなみにフィリピンでは、交通事故が起こったら、

警察が来るまで、そこに車をそのままの状態で

置いておかないといけないんです。

(だから、一箇所でも事故が起こると、道が渋滞して大変!)


大雨も降ってるし。夜1時まわってるし。


でも昨日は、上海へ出張していた夫が帰ってきて

助手席に座って一緒に来てくれていたので、彼が降りました。(ほっ)


運転していたのは、老夫婦で、

そちらも助手席に座っていた奥さんの方が降りてきました。

「ブンドル・ギャング」じゃなくてよかったぁ。(さらに、ほっ)



直進してくる車を見ながら運転していたら

追突してしまったらしい。

前方不注意、ってやつだな。


でも、車のダメージは?

どうも後ろのピックアップ・トラックの方が、被害は大きそうです。

うちの車には、牽引用の部品が付けてあるので、

どうもそれにぶち当たって、バンパーがへこんだようす。



結局、老夫婦が名刺をくれて、そこに明日電話してくれ、とのこと。

名刺の内容で見ると、どうも日本から車のパーツを輸入したりしている人らしい。

そうして、ピックアップ・トラックが先に立ち去った所へ、

警察が来ました。


私たちの車の前にぴったり付けられて、

しばらく警官は車から降りてこなかったので

いったい何を言われるかと思ったら・・・

「事故なのに車を動かしたらだめじゃないですか。

届けを出さないとだめですよ」

って言われました。

一応、うちが被害者なんですけど・・・

被害が大きくないので、お互いに話しあったので、いいです・・・

車を動かしたのは、もう話し合いが終わって

ちょうど出発しかけたところだったからなんですよ・・・

みたいなことを言ったら、なんとか納得されました。(ほっ)

こういう適当なところが、フィリピンだな。


ちなみに後ろから追突されたのは、これで二回目です。

前の時は、信号待ちで止まっているときに、

後ろからぶつかられたんです。

その時ぶつかってきたのは、若い奥さんで、

たぶん携帯電話でも打ちながら運転してたんじゃないしょうか。

でも、彼女いわく、「まだ信号から遠いのに、なんで停まるのよ。

急に停まったからぶつかっちゃったじゃない。」

急に停まるどころか、30秒以上そこで停まってたのよ、私。


その時も、牽引の部品のおかげで、こちらは被害無しだったので、

結局むこうの奥さんが謝ってきて

地域の警官さんを交えての示談書にお互いが署名して終了。


自分は気をつけて運転してても、むこうからぶつかってこられたんじゃ、

どうしようもないですよね~。


で、翌日の今日。

夫が名刺の電話番号に電話をしたら、

昨日の老夫婦のご主人。

「これからダバオへ行く飛行機に乗るので、

とりあえず、いくらかかるのか、メーカーで査定してもらって、請求してください」

とのこと。


ほんとに払ってくれるのかどうかわからないけど

とりあえず、まともそうな相手でよかった。


ちなみにうちの車の被害は、バックするときのセンサーがつぶれたのと、

ちょっとバンパーがずれて戻らない(?)状態みたいです。

まあ、その程度で済んでよかった。


夫は、「(交通事故の自衛策に)あの牽引用部品をもっと大きくしよう」

とか言ってます。

ついでに、追突防止に、

バンパーも黄色と黒の縞々に塗ってもらおうかな。(冗談よ。)