このところ、ラグナ州ロスバーニョスで痛ましい事件があいついでいます。

つい先日も、19歳のフィリピン大学の学生が強盗に会い、

ナイフで刺されて死亡するという事件が起こりました。


うちにも大学生の娘がいるので、こういう事件は他人事とは思えないのですが・・・

実は、この事件で殺害された学生のお母さんが、

なんとうちの夫のハイスクールの同級生だったのです。

びっくりしました。


フィリピンというと、日本から見ると、「怖いところ」というイメージがありますが、

以前は、フィリピンで、金銭や携帯電話目当ての強盗などで

殺害までするというのは、めったになかったことです。


この国では、殺傷事件などがあっても、ほとんどが個人的な恨みなどに

よるもので、通り魔殺人のようなこともほとんど起きないので、

逆に日本より安全かなと思ったりすることもあるくらいだったのですが、

最近はそうではなくなってきているようです。


お金や携帯電話が目的なら、

それだけ奪えばいいのに。

親が手塩にかけて大切に育ててきた子供の命まで

奪うことないじゃありませんか。


ほんとにいやな事件です。

今朝は娘にも「気をつけてね。

携帯電話、奪われそうになったら、抵抗しないで渡せばいいから。

電話はまた買えばいいけど、命失ったらどうしようもないもんね。」

と言って、送り出した私でした。