こんにちはーここなつなつ子です。

今日のマニラ近郊は、とても暑く、3月にはいって

いよいよ夏が近づいてきたな、という感じです。


今日は、タピオカ(サゴ)を煮てみました。

タピオカは、マニラのスーパーでは、大概乾物のところにおいてあります。

今日使ったのは、これ↓


裏側に、煮方が書いてあります。↓

読んでみると、1のところに「タピオカ100グラムあたり、1リットルの湯をわかし、
くっつかないように絶えずかき混ぜながら15分間煮る。」って書いてあるんですね。

ところがです。
そのとおりやると、すべてくっついてしまって、わらび餅みたいになっちゃうんですよ。

なので、「絶えずかき混ぜ」てはいけません


2、3のところには、
「火からおろして、3ー4時間放置する」
「そのあと1と同じように、10分間もういちど煮る」
って書いてありますが、そんなに放置しなきゃ食べられないの~?

って面倒になりませんか?

実は、そんなに放置しなくっても大丈夫なんです。


実際にやってみましょう。

今日は、炊飯器と、普通の鍋、2つの方法でやってみます。


まずタピオカをかごなどに入れて、軽く水洗いします。

けっこう、ごみが浮いてきますので、取り除いてから、炊飯器の内鍋、

または、普通の鍋に入れ、タピオカの重量の10倍の水を入れます。

今日は、250gのタピオカを半分づつ入れたので、125gずつです。

なので水は、1リットルと250CCですね。


まずは炊飯器から。


(この炊飯器、もともと炊飯用に買ったのですが、
これでごはんを炊くと、炊き上がった瞬間にコンセントを抜かないと
ごはんが焦げてしまうという欠点がありまして、
もっぱら調理用に使っています。内鍋がステンレスなので、重宝しています。)

普通にふたして、スイッチをポン。

炊飯器だと、炊いている間に、洗濯物を干したり、ほかの事ができるのが長所です。

さて洗濯物を干して、もどってくると、

約15分で、ポンっと保温に切り替わっちゃいました。

一旦底をかき混ぜてみると、ああっ、ちょっとくっついてますね。

とりあえず気にせず、蓋をして、そのまま保温状態で30分放置します。


その間に、お鍋の方を見てみましょう。


こういう状態でスタートしました。

こちらも15分くらいで、沸騰しました。

底をかき混ぜると、やはり、ちょっとくっついているようです。

タピオカ自体もかなりくっついて、わらび餅っぽい。

大丈夫でしょうか。

とりあえず火を止めて、30分放置します。

30分放置した後、まだ芯があるようなら、もう少し煮たほうがいいのですが、

見てみると、すでに透明になっていました。

ちょっと煮すぎたくらいです。

こちらが、炊飯器。



こちらが鍋です。


ちょっと、ダマになってるのが、気になりますね。


ザルにあけて、水洗いしてみると、



ちゃんと、ツブツブのタピオカができていました。

食べ比べてみると、

鍋で炊いたもののほうが、ちょっと歯ごたえがあるものの、

ほとんど変わりませんでした。

ワラビ餅状にくっついていたのは、そのまま固まってましたが、

もちもちして、それはそれなりに、食べられました。


次回は、沸騰する前にもう一度混ぜ、

30分放置のかわりに20分放置でやってみれば、

もう少し固めにできるのではないかと思います。


ともかく、タピオカを煮るのは、けっこう簡単である、

ということがおわかりいただけたかかと思います。

30分もかき混ぜたり、3時間も放置しなくても、

ぜんぜん、大丈夫です。

サゴ250g1袋で、お茶碗2杯分くらいできました。



豆乳寒天にサゴをのせて、黒蜜をかけると・・・

タホ

ヘルシーなデザート「タホ」の完成です。

ほんとうは、タホは、寒天じゃなくて、GDLという凝固材か、

石膏で固めるのですが、私は寒天でやっています。

寒天は棒寒天1本あたり、豆乳1リットルがちょうどいい硬さです。


タピオカは、そのまま黒蜜をかけて食べてもおいしいし、

あればなにかとデザートに混ぜて、楽しめます。


では、みなさんも、お試しあれ~。