
鳥取には、「出立ち」という習わしが今もなお残っている地域が
たくさんあります
花嫁様の自宅でお支度し、
新郎様がご両親といっしょに
お迎えに来られて、
育った家から出発する
簡単にいうとこんな感じだけど、
今みたいに出戻りや、離婚が普通じゃなかった時代には
実家と縁を切るために縁側から出て、娘が使っていた茶碗を川に流し箸を折る
もう2度と帰ってこないようにと、娘が歩いた道をホウキで掃く
つまり実家との決別の儀式
タクシーに乗るまでの道中には
長持ち唄が歌われ、末永い幸せを
願います

今日の花嫁様は、少し特別な環境に嫁がれるため、
ご両親の娘を送り出す切なさは
ひとしおだったことでしょう
出立ちがある日の朝は
バタバタと忙しく、ご近所もたくさんお祝いに来られたりして
賑やかな時間だけれど、
時おり見えるお父さんの寂しそうな
背中や、
お母さんの娘を心配そうに見つめる瞳など、
感慨深い瞬間に多々出合います…
どうかどうか!!
大変なことがたくさんあっても
末永い幸せが続きますように…